森林は、木材やその他の資源を供給する、生物の多様性を維持する、水源の涵養(かんよう)、地球温暖化の防止など、私たちが快適な暮らしを送るのに欠かせない数多くの機能を有しています。このようにかけがえのない森林を守り、維持するために、私たち一人一人は「森を見、森を理解し、森を活用する」ことを常に心に抱き続ける必要があります。
森林総合研究所は、森林・林業・木材産業にかかわる中核的な研究機関として、森や樹木をめぐる研究を多岐にわたって行っています。
今回のサイエンスキャンプでは、「木を変える新しい技術を学ぶ」、「緑陰の気候緩和機能を知る」、「樹木の葉のCO2 吸収能力を探る」の3コースを用意しました。私たちの研究所でのサイエンスキャンプを通じて、“森とその恵み”を学んでみませんか。 |

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2004年 8月 9日(月)午後1時〜11日(水)午後3時 |
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■8月9日(月) |
13:00 |
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14:00 |
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開講式/オリエンテーション |
14:00 |
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15:15 |
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研究所施設見学 |
15:15 |
〜 |
15:30 |
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休憩 |
15:30 |
〜 |
17:00 |
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コース別説明会 |
■8月10日(火) |
Aコース:「木を変える新しい技術を学ぶ」 |
9:00 |
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12:00 |
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超臨界流体とはどのようなものかを学びます |
13:00 |
〜 |
17:00 |
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プラズマ状態の中に置いて木がどのように変わるかを調べます |
Bコース:「緑陰の気候緩和機能を知る:紫外線の遮断機能に着目」 |
9:00 |
〜 |
12:00 |
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紫外線計などの測定器を緑陰に設置します |
13:00 |
〜 |
17:00 |
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緑陰の内と外の微気象の違いを測定します |
Cコース:「樹木の葉のCO2 吸収能力を探る」 |
9:00 |
〜 |
12:00 |
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いろいろな樹木の葉のCO2 吸収量(光合成)を測定します |
13:00 |
〜 |
17:00 |
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葉の形態や環境条件とCO2 吸収量との関係を調べます |
各コース共通 |
12:00 |
〜 |
13:00 |
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昼食 |
17:30 |
〜 |
19:30 |
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懇親会 |
■8月11日(水) |
Aコース:「木を変える新しい技術を学ぶ」 |
9:00 |
〜 |
12:00 |
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実験結果を解析し、考察とまとめをします |
Bコース:「緑陰の気候緩和機能を知る:紫外線の遮断機能に着目」 |
9:00 |
〜 |
12:00 |
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測定したデータを解析して緑陰の気候緩和機能について考察します |
Cコース:「樹木の葉のCO2 吸収能力を探る」 |
9:00 |
〜 |
12:00 |
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樹種や環境によるCO2 吸収量の違いの原因を考えます |
各コース共通 |
12:00 |
〜 |
13:00 |
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昼食 |
13:00 |
〜 |
15:00 |
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キャンプのまとめ/閉講式 |
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