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サイエンスキャンプ2004
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森林総合研究所

森林は、木材やその他の資源を供給する、生物の多様性を維持する、水源の涵養(かんよう)、地球温暖化の防止など、私たちが快適な暮らしを送るのに欠かせない数多くの機能を有しています。このようにかけがえのない森林を守り、維持するために、私たち一人一人は「森を見、森を理解し、森を活用する」ことを常に心に抱き続ける必要があります。
森林総合研究所は、森林・林業・木材産業にかかわる中核的な研究機関として、森や樹木をめぐる研究を多岐にわたって行っています。
今回のサイエンスキャンプでは、「木を変える新しい技術を学ぶ」、「緑陰の気候緩和機能を知る」、「樹木の葉のCO2 吸収能力を探る」の3コースを用意しました。私たちの研究所でのサイエンスキャンプを通じて、“森とその恵み”を学んでみませんか。


1 会期
2004年 8月 9日(月)午後1時〜11日(水)午後3時

2 会場
森林総合研究所
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1 (東京駅から約1時間30分)
TEL:029-873-3211内線227(研究情報科広報係) FAX:029-873-0844
URL:http://www.ffpri.affrc.go.jp/index-j.html
宿泊場所: 農林水産省農林水産技術会議事務局
  筑波事務所 国内研修生宿泊施設

3 募集人数
3コースで12名

4 プログラム
A. 「木を変える新しい技術を学ぶ」コース 4名
木は家や家具や紙など私たちの身近なところでたくさん使われています。新しく開発された技術で、木に新しい性質を与えたり、新しいものに変えたりすることができます。木を超臨界流体(気体でも液体でも固体でもない状態)やプラズマ状態(雷)の中に置くとき、どのようなことが起こり、どのように変わるのかを見て、触って、学びましょう。
B. 「緑陰の気候緩和機能を知る:紫外線の遮断機能に着目」コース 4名
森林や並木などの緑陰は強い日射を遮り、気温を低くしたり、強い雨をしのいだりする機能を持っています。このような気候緩和機能によって緑陰の下には独特の環境が形成され、私たちが樹の下に入るとそれを体感することもできます。今回は目で感じることができない紫外線にも着目しながら、専用の測定器を用いて実際に観測を行ない、緑陰の気候緩和機能を探ってみましょう。
C. 「樹木の葉のCO2 吸収能力を探る」コース 4名
地球の温暖化は空気中のCO2 濃度の上昇が主な原因と言われています。森林のCO2 を吸収する働きが注目されていますが、樹木の葉は光合成によってCO2 をどのくらい吸収するのでしょうか?それは、樹木の種類によって、また環境によって、大きく違います。そんな違いを調べることで、樹木の個性にふれてみましょう。

5 スケジュール
8月9日(月)
13:00 14:00   開講式/オリエンテーション
14:00 15:15   研究所施設見学
15:15 15:30   休憩
15:30 17:00   コース別説明会
8月10日(火)
Aコース:「木を変える新しい技術を学ぶ」
9:00 12:00   超臨界流体とはどのようなものかを学びます
13:00 17:00   プラズマ状態の中に置いて木がどのように変わるかを調べます
Bコース:「緑陰の気候緩和機能を知る:紫外線の遮断機能に着目」
9:00 12:00   紫外線計などの測定器を緑陰に設置します
13:00 17:00   緑陰の内と外の微気象の違いを測定します
Cコース:「樹木の葉のCO2 吸収能力を探る」
9:00 12:00   いろいろな樹木の葉のCO2 吸収量(光合成)を測定します
13:00 17:00   葉の形態や環境条件とCO2 吸収量との関係を調べます
各コース共通
12:00 13:00   昼食
17:30 19:30   懇親会
8月11日(水)
Aコース:「木を変える新しい技術を学ぶ」
9:00 12:00   実験結果を解析し、考察とまとめをします
Bコース:「緑陰の気候緩和機能を知る:紫外線の遮断機能に着目」
9:00 12:00   測定したデータを解析して緑陰の気候緩和機能について考察します
Cコース:「樹木の葉のCO2 吸収能力を探る」
9:00 12:00   樹種や環境によるCO2 吸収量の違いの原因を考えます
各コース共通
12:00 13:00   昼食
13:00 15:00   キャンプのまとめ/閉講式
       
■開催地 ■交通案内
JR「東京駅」よりJR山手線または京浜東北線約7分「上野駅」乗換え、JR常磐線約60分「牛久駅」下車、路線バス約10分「森林総合研究所バス停」下車 (牛久駅集合予定)

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