| 農業工学研究所は、全国に広がる500万haの農地や、地球を10周する程の水路など、農業用施設の設計、工事、管理に必要な技術を開発してきました。今は、この水路網を大地の血管とみたて、地域の資源を活かしながら、食料生産、都市との交流、快適な生活、自然環境の保全など、農村地域の機能を健全にする幅広い研究に取り組んでいます。 今回のキャンプでは「農村の資源を学ぶ」をテーマに、農村を取り巻く様々な環境を皆さんの目で見て実際に触れ、調べてもらいます。また、汚れを取り去るという炭の持つ不思議な性質、GISやリモートセンシングに関する実習も行います。皆さん、ぜひ農業工学研究所へおいで下さい!
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| 2004年 8月 9日(月)午後1時〜11日(水)午後2時 |  
 
| 農業工学研究所とその周辺 〒305-8609 茨城県つくば市観音台2-1-6
 (東京駅から約1時間30分)
 TEL:029-838-7513 FAX:029-838-7609
 URL:http://www.nkk.affrc.go.jp/
 宿泊場所:農林水産省農林水産技術会議事務局
 筑波事務所 国内研修生宿泊施設
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| (1) | セッションI:炭が汚れを吸着するしくみを調べよう〜炭の良い悪いは何できまる〜 炭は大昔からいろいろな用途に使われてきました。最近は、有害なものを吸着除去するためによく使われています。でも、炭にもいろいろあります。そのため、炭に何故くっつくのか、どんな炭が良いのか、実験で調べてみます。実際には、炭をいろいろな温度で焼いてから、その炭を用いて、水がどのようにきれいになるか調べてみましょう。
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| 指導: | 地域資源部資源循環研究室 | 主任研究官 大井節男 主任研究官 森 淳
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 | 室 長 研究員
 | 柚山義人 中村真人
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| (2) | セッションII:人と自然の協働(1)〜草花を見て農村の環境を知る〜 何気なく咲いている「草花」も環境の大切なバロメーターです。農作業を通して人が自然に働きかけてきた「農村の環境」は草花の種類や量に現れています。さあ、野外観察をして「人と自然の協働」を一緒に考えてみましょう。きっと明日からあなたの草花を見る目が変わります。
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| 指導: | 農村環境部環境評価研究室 | 室 長 研究員
 | 石田憲治/主任研究官 飯嶋孝史 嶺田拓也
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| (3) | セッションIII:人と自然の協働(2)〜環境を守るための農村の手入れの方法を探る〜 農村では地形や土壌の特性を活かした土地利用がなされ、適切な管理によって環境が保全されてきました。土地や水や施設の管理と水質の保全に着目して野外で調査を行い、農作業が農村の環境を守るためにどのような役割を果たしているか一緒に考えてみましょう。
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| 指導: | 農村環境部景域研究室 
 
 | 室 長 研究員
 | 松森堅治 木村吉寿/研究員 栗田英治
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| (4) | セッションIV:宇宙から地表の情報を探ってみよう! GIS(地理情報システム)やリモートセンシングを活用して土地資源情報を収集・解析し農業農村の情報を取得できます。広い地域の情報を得るにはGISやリモートセンシングは有効な手段です。これらの方法を用いて土地資源情報を集めたり評価してみましょう。
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| 指導: | 地域資源部土地資源研究室 
 
 | 室 長 研究員
 | 小川茂男/主任研究官 吉迫 宏 島 武男
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