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サイエンスキャンプ2004
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産業技術総合研究所 つくばセンター

産業技術総合研究所は2001年4月1日に独立行政法人化し、多岐にわたる分野の研究者集団の融合と創造性の発揮による研究活動を通じて、新たな技術シーズの創出や産業技術力の向上や新規産業の創出など、我が国の経済的発展に貢献し国民の生活の向上に寄与しています。
つくばセンターの各コースでは、当所で行っている様々な研究の中からエレクトロニクス、エネルギー技術、生命科学等について、実際の研究現場で体験学習をしていただきます。さあ、あなた自身の手で科学技術の扉を開いてみましょう。


1 会期
2004年8月24日(火)午後1時〜26日(木)午後3時

2 会場
産業技術総合研究所 つくばセンター
〒305-8563 つくば市梅園1−1−1中央第3 (東京駅から約1時間30分)
TEL:029-861-4124 FAX:029-861-4129
URL:http://www.aist.go.jp
宿泊場所:産業技術総合研究所研究協力センター 「さくら館」

3 募集人数
3コースで15名

4 プログラム
A. 「模型スターリングエンジンを作ってみよう」コース 6名
スターリングエンジンは外燃機関の一つで、高温と低温の二つの温度(温度差)を与えると動きます。そのためにいろいろな熱源を用いて動かすことができるので、将来の環境に優しいエンジンとして注目されています。ここは、熱が機械的な仕事(動力)に変わる仕組みについて、自分で模型エンジンを作って体験するコースです。作った模型が自動車のエンジンのように回転すれば感動することでしょう。
B. 「超伝導体を作ってみよう−高温超伝導体の合成と単結晶育成に挑戦−」コース 3名
超伝導は−250℃以下の低温で生じる現象ですが、1986年以降に−100℃で生じる高温超伝導体が発見されたことにより、超伝導現象を室温(常温)で発生できる可能性が高まってきました。
現在までに数多くの新しい超伝導体が発見され、また、きれいな単結晶を作る技術が進歩したことで、多くの興味深い超伝導の物理が明らかになりました。たとえば、あの青色発光ダイオードの開発においても単結晶成長技術が大きな役割を果たしました。このように、材料の単結晶成長技術は科学技術の発展において極めて重要なことなのです。
高温超伝導体はすべて銅の酸化物であり、皆さんが通常使用している陶磁器と同様のセラミックスです。このコースでは、銅酸化物の高温超伝導体を自分で作り、それが超伝導になることを確かめます。さらに、企業と共同開発した最新の結晶成長装置(iAce)を使って、その超伝導体の単結晶の成長に挑戦してもらいます。
C. 「タンパク質の不思議を学ぼう−ミニサイズのタンパク質の設計と合成−」コース 6名
タンパク質は、アミノ酸がある特定の配列でつながった高分子化合物で、ひも状のタンパク質分子がそれぞれ特有のきちんとした立体構造を形成することによってさまざまな働きをする、生体内の働き者です。つまり、アミノ酸を設計通りつなげることと、立体構造を形成することの両方がともに実現してはじめてタンパク質と呼べるのです。このコースでは皆さんにオリジナルなミニサイズのタンパク質を設計してもらい、それを実際に化学的に合成し、さらに機器によって分析することを体験してもらいます。研究実験を通して、タンパク質がすばらしく精密に組み立てられた物質であることと、その不思議さを実感できることでしょう。

5 スケジュール
8月24日(火)
13:30 14:30   開講式/オリエンテーション
産業技術総合研究所概要説明、講師紹介
14:40 17:00   コース別プログラム
17:40 19:00   懇親会
8月25日(水)
9:00 17:00   コース別プログラム
8月26日(木)
9:00 12:00   コース別プログラム
12:00 13:00   昼食
13:10 14:30   ディスカッション・まとめ
14:30 15:00   閉講式
       
■開催地 ■交通案内
JR「東京駅」より高速バス約65分「並木大橋バス停」下車、徒歩約15分
JR「東京駅」よりJR山手線または京浜東北線約7分「上野駅」乗換え、JR常磐線約70分「荒川沖駅」下車、路線バス約20分「並木二丁目バス停」下車、徒歩約10分

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