港湾空港技術研究所では、港湾・海岸・空港の整備、および沿岸域における防災や環境保全に関する調査、研究を幅広く行っています。 今回のキャンプでは、波の基礎的な性質について、地震などの対策工法を知るうえで重要な土の基本的な性質や強度について、また、ロボットなどを使った海の中での作業について、実際の研究現場でテーマに沿った実体験をしてもらいます。 身近にありながら、今まで知らなかった港や空港を支えている研究について、また、それが私たちの生活にどのように活かされているのかを学ぶチャンスです。 2004年7月26日（月）午後1時30分〜28日（水）午後2時 港湾空港技術研究所 〒239-0826　神奈川県横須賀市長瀬3-1-1 （東京駅から約２時間） TEL：046-844-5040　FAX：046-844-5072 URL：http://www.pari.go.jp/ 宿泊場所：国土交通省国土技術政策総合研究所 研修センター 3コースで10名 Ａ． 「波を知ろう」コース　３名 海の波は、時として沿岸に恐ろしい災害をもたらします。船が安全に航海するためにも、波の状況を正しく知ることが重要です。本コースでは、大型実験装置がつくる大きな波を観察します。そして、ナウファスと呼ばれる沿岸波浪観測ネットワークや、波を計算するコンピュータを体験し、日本沿岸の波を考えます。 Ｂ． 「強い地盤を造ろう」コース　３名 家やビルなどを支えている地盤は固くそして丈夫であると思っていませんか？しかし、地すべりや崖崩れによってもろくも崩れてしまったり、地震が原因で液状化という現象がおきてしまうこともあるのです。本コースでは「なぜ崩れるのか？」「液状化とはどのような現象なのか？」「どうしたら防げるのか？」ということを実験を通して学んでいきます。 Ｃ． 「海で作業するロボットと機械」コース　４名 ロボットや機械の海洋工事、海を汚染する油や化学物質の除去について学びます。 具体的には、(1)ロボットアームの制御の実習、(2)油を上手にすくってみよう、油のべとべとさを測定しよう、(3)消波ブロックの模型を吊り上げよう、(4)気泡を使って化学物質を分解しようなどです。 ■７月26日（月） 13:30 〜 15:00   開講式／オリエンテーション 港空研概要説明 15:00 〜 17:00   研究所内施設見学  17:30 〜 19:00   懇親会 ■７月27日（火） 9:00 〜 12:00   グループ別プログラム 12:00 〜 13:00   昼食 13:00 〜 17:00   グループ別プログラム ■７月28日（水） 9:00 〜 12:00   グループ別プログラム 12:00 〜 13:00   昼食 13:00 〜 14:00   まとめ／閉講式 ■開催地 ■交通案内 ・ JR「東京駅」よりJR山手線約10分「品川駅」乗換え、京浜急行の快特電車約52分「京急久里浜駅」下車、路線バス約8分「外畠バス停」下車、徒歩1分 ・ JR「東京駅」よりJR山手線約10分「品川駅」乗換え、京浜急行の快特電車約52分「京急久里浜駅」下車、路線バス約7分「開国橋バス停」下車、徒歩5分 （京急久里浜駅集合予定）

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