サイエンスキャンプ
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スプリング・サイエンスキャンプ2006 スプリング・サイエンスキャンプ2006トップ キャンプ開催概要 キャンプ参加者 プログラム報告

未来の産業を体験しよう!

キャンプ会場

株式会社日立製作所 中央研究所
〒185-8601 東京都国分寺市東恋ヶ窪1-280
http://www.hqrd.hitachi.co.jp/crl/


キャンプ会期
2006年3月21日(火・祝)17:00 〜 3月23日(木)15:30 2泊3日

キャンププログラム
 
「21世紀を拓く研究」が進められている中央研究所では、未来の産業となる新しい科学技術を創り出すために、情報・通信、半導体、コンピュータ、医療、バイオテクノロジなどの幅広い分野で、社会の安全・安心・健康・快適を支える製品作りを目指しています。
今回のキャンプでは、研究現場を訪れ、電子顕微鏡を用いたミクロワールドの探索、未来のディスプレイ、コンピュータを使った人の声の認識・合成、世界最小の半導体チップ「ミューチップ」の世界などを体験し、研究室などの見学を通して未来の産業を考えました。
 

体験感想
体験感想
山陽女学園高等部1年生
今回、日立製作所でのサイエンスキャンプに参加して、ミューチップや音声プログラムなど、最先端の技術を体験させていただき、日ごろの学校生活ではとても学ぶことのできないことをたくさん学ぶことができました。中でも特に”音声”の講義と実習に興味をもちました。一つの音としての単位がアルファベットあることに少し驚かされて待ったり、普段音の判断は耳でしていると思っていたのに、目でも無意識に判断しているというのがわっかたり、日常生活であたり前に使っている言葉はとても精密にできているのだなあとあらためて考えさせられました。また、音声の作成の実習では、一つの文を作り、その文で使った平がなをつなげて一つの言葉を作ったのですが、なかなか人間がしゃべっているようには作ることができず、あとから聞かされたアナウンサーの声でつくった本当に人間の声のような音声に、びっくりしました。
 今回のサイエンスキャンプに参加していた人達と話していて、皆自分の意見をきちんと持っていたのが、とても印象深かったです。自分と同じ意見の人がいれば、違う人もいる、そんなことあたり前のはずなのに、なぜかあらためて深く考えさせられたような気がします。このようなことを含めた3日間のサイエンスキャンプは、とても有意義なものとなりました。この貴重な体験を自分の将来に生かして生きたいと思います。
 今回のサイエンスキャンプの企画をして下さった日立中央研究所の皆様、サイエンスキャンプ事務局の皆様、本当にありがとうございました。

キャンプスケジュール
第1日目
(3月21日)
17:00 17:30 集合【宿舎】
18:00 19:00 夕食
19:00 21:00 参加者&引率者ミーティング
第2日目
(3月22日)
7:00   朝食
9:00 9:30 会場へ徒歩で移動
9:30 10:00 開講式、中央研究所の紹介
10:00 12:00 ミクロワールドを体験しよう
12:00 13:00 昼食
13:00 14:00 研究所施設の見学(展示室、庭園)
14:00 17:00 未来のディスプレイを体験しよう
17:30 19:00 研究者との懇親会(夕食)
19:00 19:30 宿舎へ徒歩で移動
19:30 21:30 参加者&引率者ミーティング
第3日目
(3月23日)
7:00   朝食
8:30 9:00 会場へ徒歩で移動
9:00 12:00 コンピュータに言葉をしゃべらせてみよう
12:00 13:00 昼食
13:00 14:30 「ミューチップ」の世界を体験しよう
14:30 15:15 まとめ、ディスカッション
15:15 15:30 閉講式
15:30     解散【研究所】


アドバイザー(高校理科教師)の開催報告
神奈川県立向の岡工業高等学校 教諭
 
第1日目 3月21日(火・祝)
 ・前泊ホテル集合(17:00〜17:30 受付)時間内に全員集合することができた。
 ・夕食(18:00〜19:30)ホテル外のレストランにて
 ・ミーティング(19:30〜21:30)日立製作所のご担当も出席された。
夕食時の席決めからゲーム感覚で行い、ミーティングも席を固定せず自己紹介等を行い参加者全員の親睦を深めることができた。最後に事務連絡を行った。

第2日目 3月22日(水)
 ・午前は開講式(所長の挨拶、生徒の自己紹介など)、研究所施設の見学(展示室、庭園)、「ミクロワールドを体験しよう」2班に分かれて走査電子顕微鏡(昆虫、微生物、頭髪など)と透過電子顕微鏡(酸化亜鉛の結晶)で実習した。
 ・午後は「ミクロワールドを体験しよう」を電子顕微鏡を換えて実習した。2つ目のテーマ「未来のディスプレイを体験しよう」でブレーンストーミングを用いて未来のディスプレイについてアイディアを出し合った。
・研究者との懇親会では生徒が積極的に研究者を囲み時間を忘れて親交を深めることができた。
(初めての経験)
 ・ミーティングでは1日の振り返りを全員で発表して、翌日の「まとめ・ディスカッション」をどのようにするか意見を出し合い、役割分担等を決め、事務連絡を行った。その後、閉講式で、自分たちの感謝の意を表す準備を行った。

第3日目 3月23日(木)
・午前の「コンピュータに言葉をしゃべらせてみよう」では発声の原理・音の伝わり方・音の波形とディジタル化について講義を受け、5つの実験をした後、自分がしゃべった言葉をバラバラにして。それらを組み合わせてコンピュータにしゃべらせた。
・午後の「ミューチップの世界を体験しよう」では、ミューチップができた経緯や良い設計・開発について講義を受け、ミューチップを動作させ、その仕組みや使われ方をゲームをしながら体験した。
・「まとめ・ディスカッション」は生徒が司会進行を務め、4つのテーマのまとめを行い、研究者の方々や所長からコメントを頂いた。最後に一人一人がサイエンスキャンプの感想・学んだことを発表した。
・閉講式は所長より修了証が一人一人に手渡され、その後、生徒よりお世話になった研究者の方々に色紙の寄せ書きを手渡した。

開催状況部分のみとなります。

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