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スプリング・サイエンスキャンプ2006 スプリング・サイエンスキャンプ2006トップ キャンプ開催概要 キャンプ参加者 プログラム報告

安心・安全・楽しい未来を実現する情報通信技術を体験しよう!

キャンプ会場

日本電信電話株式会社 横須賀研究開発センタ
〒239-0847 神奈川県横須賀市光の丘1-1
http://www.ntt.co.jp/RD/OFIS/top.html


キャンプ会期
2006年3月27日(月)17:00 〜 3月29日(水)15:00 2泊3日

キャンププログラム
 
今や誰もが当たり前のように使い、日常生活にすっかり溶け込んでいるインターネット。このインターネットの裏側でどんな最新技術が使われているのかを知りたくはありませんか?私たちNTTの研究所では、このインターネットをより安心・安全に楽しく使ってもらえるように日々新しい技術の研究開発に取り組んでいます。
今回のキャンプでは、NTTの研究所で研究されている様々な技術の中から「情報のセキュリティを確保する暗号技術」、「楽しく簡単に映像コンテンツを作る技術」、「超高速ネットワークを支える光通信技術」にスポットをあて、安心・安全・楽しい未来を実現する最新の情報通信技術について学びました。
 

体験感想
情報技術に触れて
普連土学園高等学校1年生
今回のサイエンスキャンプは、自分が進みたいと思っている方面とは違うのですが、光ファイバーというものに興味を持っていたため、参加しました。始めはNTTが開発したものの見学でした。センサーや映像、音を使って見る者を楽しませてくれるものが展示されていて、これからの情報通信の技術を感じたと同時に興味も広げることができましたし、何よりNTTに親近感を持つようになりました。
1つ目の講義は暗号についてでした。習っていない数学の知識や大学レベルの内容の講義で、正直全くと言っていいほど理解することはできませんでした。しかし、暗号の基本的な考え方と研究者の方々の熱心さはとても伝わってきました。また、数学をきっちりやってから聞きたい内容でした。
2つ目の講義は、映像コンテンツの制作、実習でした。動画から一部を切り取り、マウスで動く部分に触れると自分で画像を動かすことができるというユニークなものでした。とっても簡単にアイディア次第で面白い物を作ることができました。私達はその時の持ち物でこれを作ることになったので、私は友達と考えて、傘を振り回す画像を作りました。最後に開発者の方が、「あなた達に今あるもので作ってもらったのは、研究者というものは数少ないものの中で発想して作るということが大切だからです」と言われ、私はこの言葉が深く残りました。
立食パーティでも、思っていた以上にNTTの方とお話できて、見学で見たものを私たち高校生から感じた意見を交換することができました。光ファイバーでは、中を顕微鏡で観察したり、種類による使い方の違い、研究室をのぞかせてもらいました。今まで疑問に思っていた光ファイバーのことも丁寧に解説して下さり、とても満足のいく内容でした。ありがとうございました。

キャンプスケジュール
第1日目
(3月27日)
17:00 17:30 集合【宿舎】
18:00 19:00 夕食
19:00 21:00 参加者&引率者ミーティング
第2日目
(3月28日)
7:00   朝食
9:30 10:00 会場へ徒歩で移動
10:00 10:30 開講式
10:30 12:00 最新研究項目の見学
12:00 13:00 昼食
13:00 15:30 プログラム1
「情報のセキュリティを確保する暗号技術」
15:30 18:00 プログラム2
「楽しく簡単に映像コンテンツを作る技術」
18:00 20:00 研究者との意見交換会(夕食)
20:00 20:30 宿舎へ徒歩で移動
20:30 21:00 参加者&引率者ミーティング
第3日目
(3月29日)
7:00
  朝食
9:00 9:30 会場へ徒歩で移動
9:30 12:30 プログラム3
「超高速ネットワークを支える光通信技術」
12:30 13:30 昼食
13:30 14:30 まとめ
14:30 15:00 閉講式
15:00     解散【センタ】


アドバイザー(高校理科教師)の開催報告
千葉県立薬園台高等学校 教諭
 
第1日目 3月27日(月)
前泊。17時にホテルロビーに集合。ホテルに食堂がなく、外で夕食。さらに外の施設でミーティング。自己紹介、参加目的などをしながら緊張をほぐした。

第2日目 3月28日(火)
・併設施設を見学。一般公開されていない、ミュージアム形式。ここで最新研究項目を見学。近い将来に実現しそうな様々な研究項目を目で確かめた。
・昼食 桜の咲いた見晴らしのよい社員食堂で昼食。
・「情報のセキュリティを確保する暗号技術」暗号の意味、認識の仕方などを、言葉だけでなく、数式を用いて説明。実際の難しさも体験した。一部の能力のある生徒には理解できたようで、数を使った暗号を最終日に披露した。
・「楽しく簡単に映像コンテンツを作る技術」ドラグリというソフトで映像コンテンツを作成した。このソフトの開発エピソードを交え、飽きさせない演出であった。
・立食パーティー形式の意見交換会を持った。日常誰に聞いても答えてもらえない様々な疑問を直接研究者にぶつけ、回答を頂いてとても感激していた。

第3日目 3月29日(水)
・「超高速ネットワークを支える光通信技術」光ファイバーを見せていただき、その測定機械や、研究室などを見せていただき、深い内容を易しく解説してもらえた。

開催状況部分のみとなります。

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