ウインター・サイエンスキャンプは、先進的な研究テーマに取り組む、大学・公的研究機関・民間企業を会場とした科学技術体験合宿プログラムです。全国の高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校の1
〜 3学年等が参加して、8 名〜 30名の規模で3 〜 4日間かけて日頃触れる機会のない研究現場での講義・実験・実習を行います。
会場では、大学、公的研究機関および民間企業の最先端の実験施設・実験装置・設備などを活用し、第一線で活躍する研究者・技術者から直接指導していただけます。
参加した皆さんは、各プログラム内容を体験するだけでなく、科学技術の最前線をかいま見ることができます。また、研究者等とじかに接することで、科学的なものの見方や考え方、研究に取り組む姿勢なども学びとることができるでしょう。
また、若手研究者等との交流は、近い将来の自分の姿を想像する上で参考になると思います。研究者等になった動機や普段の研究生活の実際など、皆さんの知りたいささいな疑問にもアドバイスをもらうことができるでしょう。
サイエンスキャンプには日本各地から同じ興味を持った科学好きの仲間が集まります。これまでの参加者の多くは3 〜 4 日間という短い期間ながら、研究開発現場という環境の中で仲間と様々な体験を重ね、お互いが刺激を受けあっています。参加後にはそれぞれが自分の将来への希望、求めている夢の実現に向けての第一歩を踏み出しています。
今回のウインター・サイエンスキャンプでは、大学・公的研究機関・民間企業の協力のもと、研究者等が皆さんに期待を込めて、それぞれの会場に特有なテーマですばらしいプログラムを用意してくださいました。是非たくさんの皆さんが参加されることを期待しています。
このサイエンスキャンプの体験を通して、皆さんが科学技術をより身近に感じ、科学に対する興味や探求心をより一層深める機会になる一助となればと願っております。 |
我が国は、科学技術の振興により、豊かな国民生活や社会経済の発展及び産業競争力の強化を実現する「科学技術創造立国」を目指しています。
しかしながら、昨今我が国では、青少年をはじめとする国民の「科学技術離れ」「理科離れ」が指摘されています。また、科学技術が高度化、複雑化し、わかりづらいものとなったことも、その一因と考えられます。
この状況に対処するためには、青少年が科学技術に夢と希望を傾け、科学技術に対する志向を高める機会の充実が重要です。
ウインター・サイエンスキャンプは、ライフサイエンス、情報通信、ナノテクノロジー・材料、電気・電子、環境・エネルギー、地球科学、ロボット工学等の分野において先進的な研究テーマに取り組んでいる大学、公的研究機関、民間企業を会場とした科学技術体験合宿プログラムです。全国の高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜
3学年)等に在籍する生徒を対象として、8 〜 30名の規模で冬休みの3 〜 4日間かけて講義・実験・実習等をおこないます。
次の世代を担う若者が、先進的な研究施設や実験装置等が活用されている研究現場等において、第一線で活躍する研究者、技術者等から直接講義や実習を受けることにより、科学技術に対する関心と創造性、知的好奇心・探究心を一層高める機会を提供します。 |
様々な最先端の研究成果や研究施設・実験装置等を有する大学・公的研究機関・民間企業が、高等学校、中等教育学校後期課程、高等専門学校(1 〜 3 学年)等に在籍する生徒を受け入れ、それぞれの特徴を生かした実習・実験を主体とする科学技術体験学習、研究者・技術者との対話、参加者同士の交流を行います。
大学(北海道大学大学院 理学研究科、北見工業大学 工学部、東北大学大学院 工学研究科 創造工学センター、山形大学 工学部 機能高分子工学科、筑波大学 工学システム学類、足利工業大学
総合研究センター、神奈川工科大学 工学部、中部大学 工学部 先進計測研究センター・工学基礎教室、同志社大学 工学部、大阪府立大学 生命環境科学部 緑地環境科学科、鳥取大学
地域共同研究センター・アドミッションセンター、愛媛大学 沿岸環境科学研究センター、高知大学 海洋コア総合研究センター・遺伝子実験施設)、公的研究機関(独立行政法人
産業技術総合研究所 セルエンジニアリング研究部門)、民間企業(株式会社東芝 研究開発センター)の15 会場が、それぞれ8 〜 30人(計238名)を3 〜
4日間受け入れ実施します。
なお、本事業は文部科学省の委託事業として財団法人日本科学技術振興財団が実施するものです。 |
応募者は「参加申込書」に必要事項を記入の上、財団法人 日本科学技術振興財団 サイエンスキャンプ事務局に応募締切日必着にて送付して下さい。 |
(1) |
「参加申込書」にもとづいて、各プログラムの会場又はサイエンスキャンプ事務局が選考を行い、参加者を決定します。 |
(2) |
応募倍率の高い会場の選考にあたっては、過去に参加経験のない方を優先して選考する場合があります。 |
(3) |
選考結果は2005 年12 月上旬に応募者本人宛に通知します。また、参加者には「参加証」と集合場所への経路、持ち物、生活ルール等の詳細を明記した「参加のしおり」をお送りします。 |
(4) |
参加費 8,000 円(実費の一部に充当します)なお、自宅と会場間の交通費は自己負担になります。 |
(5) |
参加者には保護者承認書、健康調査・問診票等の書類を提出していただきます。 |
原則としてサイエンスキャンプ事務局員1名、事務局でお願いした高等学校理科教諭1名が、集合から解散まで、参加者を引率します。
高等学校理科教諭は、参加者が充実したキャンプを送れるようにアドバイザーとして高校生等には理解の難しい学術用語や専門知識の解説、その日の体験活動のまとめ、キャンプ最終日に参加者による発表があるプログラムには発表準備の支援のほか、生活面でのアドバイスも行います。
また、科学の普及教育、科学技術館の運営など科学教育の経験を有する日本科学技術振興財団職員がサイエンスキャンプ事務局員として、高等学校理科教諭、会場担当者と連携しながらキャンプの運営を行い、参加者をサポートします。
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国立大学法人 北海道大学/国立大学法人 北見工業大学/国立大学法人 東北大学/
国立大学法人 山形大学/国立大学法人 筑波大学/足利工業大学/神奈川工科大学/
中部大学/同志社大学/公立大学法人 大阪府立大学/国立大学法人 鳥取大学/
国立大学法人 愛媛大学/国立大学法人 高知大学/独立行政法人 産業技術総合研究所/
株式会社東芝 |
財団法人 日本科学技術振興財団 振興事業部内
サイエンスキャンプ事務局
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
電話: 03-3212-2454 FAX : 03-3212-0014、03-3212-8449
Webサイト: http://ppd.jsf.or.jp/camp/
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