情報化の進展により社会が高度化、複雑化する中で、人と共存する環境で生活支援を行うロボットが求められています。この中で東芝は、「人の言うことを聞き分ける」、ことのできるホームロボットを開発しました。このプログラムでは、ホームロボットの持つ様々な機能を組み合わせることによって、オリジナルなホームロボットに育ててみることを行います。
2005年12月26日(月)午後1時30分〜12月28日(水)午後2時30分 2泊3日
株式会社東芝 研究開発センター
神奈川県川崎市幸区小向東芝町1
http://www.toshiba.co.jp
ホテルメッツ川崎
神奈川県川崎市幸区堀川町72-2
8名
高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜3学年)等に在籍する生徒
・日本科学技術振興財団 サイエンスキャンプ事務局員1名
・高等学校理科教諭1名
ホームロボットをグループに1 台貸出します。音声の認識、受け答え、移動、インターネット経由で得られる情報の検索とその読上げなどの機能を組み合わせて、各グループオリジナルなホームロボットを作ってください。音声認識の精度の高さやインターネットを使った情報収集など、色々な工夫ができると思います。そして、各グループの作ったホームロボットで、皆さんの家庭での新しい使い方を提案してください。
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第1日目(12月26日)
13:00
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14:00
集合受付
14:00
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14:30
開講式、オリエンテーション
14:30
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15:30
安全・環境教育
15:30
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16:30
ロボット概要説明
16:30
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17:00
見学
17:00
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18:30
懇親会(夕食)
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第2日目(12月27日)
9:00
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12:00
実験手順の説明
ホームロボットの機能の説明
12:00
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13:00
昼食
13:00
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17:00
各自のオリジナルプログラムの試作
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第3日目(12月28日)
9:00
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10:30
東芝科学館見学
10:30
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12:00
発表準備
12:00
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13:00
昼食休憩
13:00
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14:00
発表会
14:00
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14:30
閉講式
14:30
解散
東芝研究開発センターは、「HumanCentricTechnology」をビジョンとして掲げ、「驚きと感動」、「安心・安全・健康」、「知識」をキーワードに、人と社会に真に豊かな価値を提供する技術の創造に取り組んでいます。ヒューマンインターフェース技術をはじめ、通信ネットワーク技術、ナノ材料・デバイス技術、LSI ・ストレージ技術、システム環境技術など幅広い分野での研究開発を進める中で、数々の「世界初」「わが国初」の技術を生み出しています。
今回キャンプを行うヒューマンセントリックラボラトリーは、機械系技術やディスプレイ技術、あるいはソフトウェア技術など、幅広い分野の研究者が集まっています。
プログラムの内容となっている次世代ロボットの研究開発をはじめ、特別な眼鏡をつけずにリアルな立体画像が見られるディスプレイ、小形のセンサーを腕につけるだけで眠りの状態をモニターできる睡眠センサーなど、人が持つ高度な知覚・判断機能に近づくことを目指すヒューマンインターフェース技術の研究に取り組んでいます。
書 名
:
はじめてのロボット創造設計
著者名
:
米田完、大隈久、坪内孝司共著
出版社
:
講談社
価 格
:
3,675 円(税込)
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「東京駅」より東海道線20 分「川崎駅」下車
路線バス アゼリア地下街10 番11 番出口
反01 川31 川32 川33 系統約10 分
「小向交番前」バス停下車
バス乗車場所ご案内
http://www.toshiba.co.jp/rdc/about/access_j.htm
超伝導を作ろう〜高温で見い出された超伝導体の謎〜
雪と氷の世界を体験しよう〜 雪結晶から地球環境まで〜
種々の気体の粘度を測ってみよう
有機の光で照らしてみよう〜有機ELを作る〜
燃料電池を作って水素から電気を起こそう
知ろう・創ろう自然エネルギー
マイコン制御ロボットをつくろう
のぞいてみよう!科学技術を支える光の科学〜 マイクロ波からγ線まで〜
太陽電池と超伝導体を作ってみよう
解明しよう!緑と都市環境のメカニズム
体験しよう!風力発電の技術
生命の海を科学する〜 海洋のミクロ生態系〜
科学の力で地球の未来を探る〜遺伝子資源と地球環境〜
生きていることと生きること〜 遺伝子の世界と脳の世界〜
次世代ホームロボットを動かしてみよう
財団法人 日本科学技術振興財団
振興事業部
サイエンスキャンプ事務局
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
TEL. 03-3212-2454 FAX. 03-3212-0014
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