北見工業大学は、北海道網走支庁の中核都市である北見市に置かれており、北緯44 度の高緯度に位置する、工科系としては最北の国立大学法人です。この地域は、周りに大雪、知床、阿寒といった国立公園をはじめとする豊かな自然が広がり、清涼な空気と高い日照率に恵まれた地域です。北見工業大学は、このような恵まれた自然環境の中に1960
年に設置された北見工業短期大学を母体とし、現在は、工学部、大学院博士前期課程及び大学院博士後期課程からなる教育機関に大きく発展してきています。
本学は、「自然と調和するテクノロジーの発展」を基本理念とし、「人を育て、科学技術を広め、地域に輝き、未来を築く」魅力ある工科系大学を目指しています。研究面においては、「個性に輝き、知の世紀をリードし、地域特色のある研究」を目標に、寒冷地域において重要となる工学技術の開発に重点を置くとともに、エネルギー・環境関連技術開発にも重点を置き、特色ある研究を推進しています。