みなさんの身近な存在になりつつあるロボット。
ロボットはどのように周りに様子を見出し、行動しているのでしょう。
このキャンプでは玩具ロボットやシステム玩具を基本教材として、ロボットセンサーの仕組み、ロボット制御の基礎を学習し、自律型マイコン制御ロボットを考察します。みなさんのアイデアをもとにロボット製作を行います。
2006年1月6日(金)午後0時30分〜 1月8日(日)午後3時 2泊3日
神奈川工科大学 工学部
神奈川県厚木市下荻野1030
http://www.kanagawa-it.ac.jp/
厚木アーバンホテル
神奈川県厚木市中町3-14-14
8 名
高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1 〜 3学年)等に在籍する生徒
・日本科学技術振興財団 サイエンスキャンプ事務局員1名
・高等学校理科教諭1名
実習1)玩具ロボットの分解によるロボット基本構造の考察を行います。
数種類の玩具ロボットを例にロボット内部の機構(部品)を考察し、実際に分解作業を 通じてロボットの基本構造を解析します。
実習2)システム玩具を用いたロボットの製作
ロボット機構の基礎、センサーによる環境情報の収集および制御プログラムの製作の基礎を学習します。
実習3)課題テーマに基づくロボット製作アイデアを各自で検討し、システム玩具によるロボット製作を行いその製作したロボットについて検討します。
■
第1日目(1月6日)
12:30
〜
13:00
集合受付
13:00
〜
13:30
開講式、キャンプガイダンス
13:30
〜
15:00
ロボットとは?
15:00
〜
17:00
ロボット製作実習(1)
ロボットシステム入門
18:00
〜
19:30
懇親会(夕食)
■
第2日目(1月7日)
9:00
〜
10:30
ロボット製作実習(2)
ロボットシステム入門
制御プログラム
10:30
〜
12:00
基礎演習
12:00
〜
13:00
昼食
13:00
〜
17:00
ロボット課題発表
ロボット製作
■
第3日目(1月8日)
9:00
〜
13:00
課題ロボット製作(各自で休憩)
13:00
〜
14:00
ロボット発表
14:00
〜
14:30
ロボットの自己分析、ディスカッション
14:30
〜
15:00
閉講式
15:00
解散
会場の神奈川工科大学は、大手企業の研究機関が集中するテクノタウン 神奈川県厚木市にあります。都会的なアイテムを持ちながら、少し足を伸ばせば豊かな自然にも恵まれています。工学部 機械工学科、電気電子工学科、応用化学科、システムデザイン工学科、情報ネットワーク工学科、福祉システム工学科と情報学部 情報工学科、情報ネットワーク工学科、情報メディア学科の2学部8学科体制で4800人を超える学生がキャンパスで学んでいます。教育方針は体験型教育を通してこれからの時代が求める問題発見型エンジニアの育成であります。
光や音をもちいた物理計測、また工業計測への応用を中心に研究を進めています。また、学生向けのロボットをテーマとして教育システムを検討しています。毎年、システム玩具を応用した高校生向けロボットコンテスト“電子ロボと遊ぶアイデアコンテスト”を運営しています。
書 名
:
おもしろいロボット工学
著者名
:
門田和雄
出版社
:
技術評論社
価 格
:
2,394円(税込)
参考頁範囲
:
P.100 〜 P.153
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「新宿駅」より小田急小田原線、
急行約50分「本厚木駅」下車
小田急線本厚木駅からバス約20分
「神奈川工科大学」バス停下車
超伝導を作ろう〜高温で見い出された超伝導体の謎〜
雪と氷の世界を体験しよう〜 雪結晶から地球環境まで〜
種々の気体の粘度を測ってみよう
有機の光で照らしてみよう〜有機ELを作る〜
燃料電池を作って水素から電気を起こそう
知ろう・創ろう自然エネルギー
マイコン制御ロボットをつくろう
のぞいてみよう!科学技術を支える光の科学〜 マイクロ波からγ線まで〜
太陽電池と超伝導体を作ってみよう
解明しよう!緑と都市環境のメカニズム
体験しよう!風力発電の技術
生命の海を科学する〜 海洋のミクロ生態系〜
科学の力で地球の未来を探る〜遺伝子資源と地球環境〜
生きていることと生きること〜 遺伝子の世界と脳の世界〜
次世代ホームロボットを動かしてみよう
財団法人 日本科学技術振興財団
振興事業部
サイエンスキャンプ事務局
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
TEL. 03-3212-2454 FAX. 03-3212-0014
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