このキャンプでは、化学実験室で原料の高分子を溶かしたのち、特殊な処理を行い、各自で分離膜を作成します。指導員の説明を受けて、有害な試薬を使わず、安全な方法で膜を作ることができます。続いて、自分で作った膜を用いて、河川水(モデル)などを処理する実験を行い、処理前後の水に含まれる成分を分析して、膜の分離性能を調べます。
分析は、分析受託会社である株式会社東レリサーチセンターで、各自が最新の分析機器を操作して実施します。また、電子顕微鏡による膜の観察も行い、膜がどのような構造になっているかを検証します。