西調布研究所<実習会場> 〒182-0025 東京都調布市多摩川1-36-1 URL:http://www.kajima.co.jp/
模型による地震時の建物の説明 研究員の方による建物のゆれに対する模型実験をみせてもらった。比較的簡単な実験装置だったので、非常にわかりやすく学校授業の参考になった。また、生徒全員に液状化現象のモデル実験を体験させてもらい、これも簡単にできるものでわかりやすく興味深いものであった。
各研究員による説明 各研究員の方々による地震と建物についてのレクチャーが続いた。その中で似たような内容のものがいくつか続いたようだったので、できれば事前にどんな内容を話すのかお互いに連絡しあって、重複を避けるようになると良いと思う。生徒の間で比較的評判がよく、質問が多く挙げられた内容はやはり他の内容とは大幅に異なる内容のものだった。
懇親会 鹿島建設のスタッフの方が集まり、高校生の質問に紳士に答えてくれて本当にいい懇親会ができたと思う。生徒たちにとっては、研究員の人たちが身近に感じられたと思う。
<2日目:3月24日(水)> 風洞実験(実習) この風洞実験実習が今回のサイエンスキャンプで目玉的存在であった。前日に施設見学でどのような場所で行なうのか案内されたが、一体どのようなことをするのか検討もつかなかったが、実際に実験室内に入り実習を行なって、頭で考えるよりも実際にやってみることの重要さを実感できた。おそらく参加した多くの生徒がこの実習を一番印象に残っているものにあげているであろう。特にこの実習に関しては、3つの班に分かれてそれぞれが課題を与えられて、その課題を解いていくことが目標設定され、わかりやすかった。総勢で5名のスタッフがつきっきりで半日間指導、演習に当たってくれたので、前日の実習以上に充実したものとなった。時間配分も臨機応変に対応してくださり、準備の段階で相当な打ち合わせがされているものと感じた。また、実習に先立ち、ビル風に対する対策のレクチャーもわかりやすく、2日目で疲れていた生徒も、十分に理解していたと思う。