A「超伝導体」コース
<1日目:12月26日(月)>
参加者到着、受付
駅から宿舎までの道に迷い1時間程度遅れてくる参加者があったが、概ね順調に集合できた。
ミーティング
全員の自己紹介と諸連絡、諸注意等の伝達をして短時間で終了した。
<2日目:12月27日(火)>
朝食
風邪気味でほとんど食べられない参加者もあった。
開講式・ガイダンス
開始直後に体調不良で嘔吐する参加者があり、保健センターで休養させ、医師の診察を受けたあと、宿舎で終日休養させた。
実験開始
薬品の計量・混合、X線回折装置で混合物の構造解析。
錠剤の作製、寸法測定で初めて使うマイクロメーターに戸惑う生徒が多かった。
電気炉にて仮焼成 その間、実験概要等について講義。
再度、粉砕・混合 X線回折装置で解析。
空き時間を使って実験のまとめ・発表に使うコンピュータのチェック。
本焼成準備。
全体に時間が不足し、研究室見学は行えなかった。
懇親会
スタッフ以外の大学院生も交えて、大学での研究の様子や参加者の自己紹介・感想を発表して交流。風邪気味の参加者1名が先に宿舎に戻って休養をとる。
ミーティング
各班で翌日の発表のための実験のまとめ、各班ともコンピュータを使って作業を行う。各班とも21:00までには終了。パワーポイントを使っての発表準備は各班とも手際よく、慣れた参加者が多いことが窺われる。
<3日目:12月28日(水)>
朝食
前日、休養をとった参加者も快復する。
実験開始
本焼成後の錠剤の寸法測定・X線構造解析、3回の構造解析結果の比較。
液体窒素を使って、超伝導状態から常伝導状態への転移温度の測定。
発表準備
パワーポイントを使って発表のまとめを作製。
実験のまとめと閉講式・講評
各グループごとに発表するが、帰りのバスの時間の都合により、途中で修了証を受け取り退出する参加者も多かった。