サイエンスキャンプ
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ウィンター・サイエンスキャンプ2005-2006 ウィンター・サイエンスキャンプ2005-2006 トップ キャンプ開催概要 キャンプ参加者 プログラム報告

ウインター・サイエンスキャンプ2005-2006開催概要

趣旨
 我が国は、科学技術の振興により、豊かな国民生活や社会経済の発展及び産業競争力の強化を実現する「科学技術創造立国」を目指しています。
 しかしながら、昨今我が国では、青少年をはじめとする国民の「科学技術離れ」「理科離れ」が指摘されています。また、科学技術が高度化、複雑化し、わかりづらいものとなったことも、その一因と考えられます。
 この状況に対処するためには、青少年が科学技術に夢と希望を傾け、科学技術に対する志向を高める機会の充実が重要です。
 ウインター・サイエンスキャンプは、ライフサイエンス、情報通信、ナノテクノロジー・材料、電気・電子、環境・エネルギー、地球科学、ロボット工学等の分野において先進的な研究テーマに取り組んでいる大学、公的研究機関、民間企業を会場とした科学技術体験合宿プログラムです。全国の高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜 3学年)等に在籍する生徒を対象として、8 〜 30名の規模で冬休みの3 〜 4日間かけて講義・実験・実習等をおこないます。
 次の世代を担う若者が、先進的な研究施設や実験装置等が活用されている研究現場等において、第一線で活躍する研究者、技術者等から直接講義や実習を受けることにより、科学技術に対する関心と創造性、知的好奇心・探究心を一層高める機会を提供します。
 
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事業の概要
平成17〜18年の冬休みに行なったウインター・サイエンスキャンプは、大学(北海道大学大学院理学研究科、北見工業大学工学部、東北大学大学院工学研究科創造工学センター、山形大学工学部機能高分子工学科、筑波大学工学システム学類、足利工業大学総合研究センター、神奈川工科大学工学部、中部大学工学部先進計測研究センター・工学基礎教室 、同志社大学工学部、大阪府立大学生命環境科学部緑地環境科学科、鳥取大学地域共同研究センター・アドミッションセンター、愛媛大学沿岸環境科学研究センター、高知大学海洋コア総合研究センター・遺伝子実験施設)、公的研究機関(独立行政法人産業技術総合研究所セルエンジニアリング研究部門)、民間企業研究所(株式会社東芝研究開発センター)が会場となりました。各会場では、それぞれ6〜50人(計494人)の高校生、高等専門学校生(1〜3年生)を2日間又は3日間受け入れ、それぞれの研究機関の特徴を活かした実習・実験を主体とする科学技術体験学習、研究者・技術者との対話、参加者同士の交流を行いました。
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主催
文部科学省
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協力
[国立大学法人]
北海道大学、北見工業大学、東北大学、山形大学、筑波大学、鳥取大学、愛媛大学、高知大学
[公立大学法人]
大阪府立大学
[私立大学]
足利工業大学、神奈川工科大学、中部大学、同志社大学
[公的研究機関]
独立行政法人 産業技術総合研究所
[民間企業]
株式会社 東芝
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実施運営機関
財団法人日本科学技術振興財団
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ウインター・サイエンスキャンプ会場及びプログラム、定員、期間
ウインター・サイエンスキャンプ会場/プログラム 人数 会期
「超伝導を作ろう 〜高温で見い出された超伝導体の謎〜」
北海道大学大学院 理学研究科
20名 2005年12月24日(土)
〜26日(月)
「雪と氷の世界を体験しよう 〜雪結晶から地球環境まで〜」
北見工業大学 工学部
17名 2006年1月6日(金)
〜8日(日)
「種々の気体の粘度を測ってみよう」
東北大学大学院 工学研究科 創造工学センター
14名 2006年1月4日(水)
〜6日(金)
「有機の光で照らしてみよう〜有機ELを作る〜」
山形大学 工学部 機能高分子工学科
12名 2005年12月26日(月)
〜28日(水)
「燃料電池を作って水素から電気を起こそう」
筑波大学 工学システム学類
24名 2006年1月5日(木)
〜7日(土)
「知ろう・創ろう自然エネルギー」
足利工業大学 総合研究センター
28名 2006年1月6日(金)
〜9日(月・祝)
「マイコン制御ロボットをつくろう」
神奈川工科大学 工学部
8名 2006年1月6日(金)
〜8日(日)
「のぞいてみよう!科学技術を支える光の科学〜マイクロ波からγ線まで〜」
中部大学 工学部 先進計測研究センター・工学基礎教室
16名 2005年12月26日(月)
〜28日(水)
「太陽電池と超伝導体を作ってみよう」
同志社大学 工学部
24名 2005年12月26日(月)
〜28日(水)
「解明しよう!緑と都市環境のメカニズム」
大阪府立大学 生命環境科学部 緑地環境科学科
10名 2005年12月26日(月)
〜28日(水)
「体験しよう!風力発電の技術」
鳥取大学 地域共同研究センター・アドミッションセンター
19名 2005年12月24日(土)
〜26日(月)
「生命の海を科学する〜海洋のミクロ生態系〜」
愛媛大学 沿岸環境科学研究センター
16名 2005年12月24日(土)
〜26日(月)
「科学の力で地球の未来を探る〜遺伝子資源と地球環境〜」
高知大学 海洋コア総合研究センター・遺伝子実験施設
20名 2005年12月23日(金・祝)
〜12月25日(日)
「生きていることと生きること〜遺伝子の世界と脳の世界〜」
独立行政法人産業技術総合研究所 セルエンジニアリング研究部門
10名 2006年1月4日(水)
〜6日(金)
「次世代ホームロボットを動かしてみよう」
株式会社東芝 研究開発センター
8名 2005年12月26日(月)
〜28日(水)
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対象(応募資格)
応募締切時点で、高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜3学年)に在籍する生徒。
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応募方法
応募者は「参加申込書」に必要事項を記入のうえ、サイエンスキャンプ事務局に送付。
開催時期 応募期間 応募締切日
2005年12月開催
2006年1月開催
2005年10月 5日(水)
〜11月16日(水)
2005年11月16日(水)
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選考方法及び決定等
「参加申込書」にもとづいて、各プログラムの研究機関又は日本科学技術振興財団、アドバイザーが選考を行い、参加者を決定しました。
開催時期 選考結果通知日
2005年12月開催
2006年1月開催
2005年12月上旬
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参加費
8,000円(自宅〜会場間の交通費は参加者負担)
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ウインター・サイエンスキャンプ運営委員会
各研究機関のサイエンスキャンプ担当者からなるウインター・サイエンスキャンプ運営委員会を開催し、サイエンスキャンプ実施内容、参加者選考方法、及び実施上の課題等を検討しました。
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ウインター・サイエンスキャンプワーキング委員会
高校教員等からなるウインター・サイエンスキャンプワーキング委員会を開催し、科学技術体験合宿プログラムの内容、参加者の引率、安全管理、及び実施上の課題等を検討しました。
また、キャンプ当日は、高校生が充実したキャンプ生活を送れるように、高校教員がアドバイザーとして参加者引率を行いました。アドバイザーは、高校生には理解の難しかった学術用語や専門知識の解説、その日の体験活動のまとめ、最終日に参加者による研究者への発表があるプログラムには発表準備の支援のほか、生活面でのアドバイスも行いました。
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サイエンスキャンプ事務局
科学の普及教育、科学技術館の運営など、科学教育の経験を持つ日本科学技術振興財団サイエンスキャンプ事務局員が、会場担当者、アドバイザーと連携しながらキャンプ当日の運営を行い、高校生、高等専門学校生のサポートを行いました。
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ウィンター・サイエンスキャンプ開催地
ウインター・サイエンスキャンプの開催地は、北海道、宮城、山形、茨城、栃木、神奈川、愛知、京都、大阪、鳥取、愛媛、高知の12道府県でした。
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ウィンター・サイエンスキャンプ2003-2004開催報告トップ開催概要キャンプ参加者プログラム報告
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財団法人 日本科学技術振興財団
振興事業部
サイエンスキャンプ事務局
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
TEL. 03-3212-2454  FAX. 03-3212-0014
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