国立大学法人鳥取大学地域共同研究センター
〒680-8550 鳥取県鳥取市湖山町南4-101
URL:
http://www.cjrd.tottori-u.ac.jp/
2004年12月25日(土)午後1時〜12月27日(月)午後2時30分 2泊3日
風力発電は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO
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)などの環境汚染物質の排出が少ないクリーンなエネルギーです。現在、我が国では、大規模なウィンド・ファームから住環境に適した小型風車まで、様々な風力発電施設が導入されています。
今回のキャンプでは、風力発電機の構造や発電の仕組み、風車翼の性能などについて、講義・ものづくり・実験を通して学びました。また、大学内の研究施設や鳥取県内の大型風力発電施設などの見学も行いました。
体験しよう!風力発電の技術
香川県立三本松高等学校1年生
僕は、このウインター・サイエンスキャンプに参加するのは、初めてだったのですごく不安でした。まず一日目は、参加した人の自己紹介や講義などでした。初めの一日目は、全然友達もできず、家に帰りたいと思いましたが、地域共同研究センターに行った時、何人かの友達ができました。多分他の人も友達ができず不安だったんだと思います。友達がどんどんできていくと不安もとれて、講義や見学、実習などに集中できるようになりました。二日目には、風力発電を実際に作りました。僕はみんなよりも効率の良い物を作ろうと必死に作りました。一番難しかったのは、四つの羽を同じ形にして、重さを軽くすることでした。しかし羽をけずると、どんどん一つ一つの羽が変わってしまった四つの羽ができていた。そして、完成した風力発電を持って実際に風にあててみた。二メートル、三メートルと次々に風速の違う風をあててみて、電圧と電流を計った。それを元にして、パソコンで効率などを求めて表にして、グラフも作った。
そうすると風速が上がっていくと電圧と電流は上がるけど効率だけは下がっていることが分かった。なぜ効率が下がるのかと思って考えてみたら、羽に当たらない風が余分に増えるからだと思った。残念ながら自分が作った物はあまり効率がよくなかったが新たな発見ができたのでよかったと思う。三日目は、発表するためのプレゼンを作ってから発表だった。そのプレゼンを作っている途中に今日で終わりかと思って寂しくなった。いろいろなことを考えてプレゼンを作っていくと、時間が少なくなってきたので重要な部分だけを具体的に書いた。そして発表が始まった。一人一人違う意見を持っていて感心した。そして自分も発表をした。発表が終わった時、本当にこれが終わりなんだと思って泣きそうになった。こんな良い体験ができたことを次のステップに活かしていきたいと思った。本当にこれに参加して良かったと思う。
第1日目
(12月25日)
13:00
〜
13:30
集合【センター】
13:30
〜
14:00
開講式、プログラム概要説明
14:00
〜
15:00
イントロダクション講義
実習に関する事前レクチャー
15:00
〜
17:30
鳥取県泊村の風力発電施設見学
鳥取大学乾燥地研究センター研究員とのディスカッション
17:45
〜
18:00
宿舎へバスで移動(宿舎バス)
18:30
〜
19:30
夕食
20:00
〜
22:00
参加者&引率者ミーティング
第2日目
(12月26日)
7:30
〜
8:00
朝食
8:30
〜
8:45
会場へバスで移動(宿舎バス)
9:00
〜
12:00
小型風力発電機の製作
12:00
〜
13:00
昼食
13:00
〜
15:00
小型風力発電機の製作
15:00
〜
17:00
小型風力発電機を用いた実験
17:30
〜
19:00
懇親会(夕食)
19:15
〜
19:30
宿舎へバスで移動(宿舎バス)
20:00
〜
22:00
参加者&引率者ミーティング
第3日目
(12月27日)
7:30
〜
8:00
朝食
8:30
〜
8:45
会場へバスで移動(宿舎バス)
9:00
〜
12:00
実験結果の整理、考察
12:00
〜
13:00
昼食
13:00
〜
14:00
実習内容のプレゼンテーション
14:00
〜
14:30
閉講式
14:30
解散【センター】
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振興事業部
サイエンスキャンプ事務局
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