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新素材研究の最前線を知ろう

キャンプ会場

国立大学法人東北大学大学院工学研究科
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-02青葉山キャンパス
URL:http://www.material.tohoku.ac.jp/

キャンプ会期
2005年1月7日(金)午後0時30分〜1月9日(日)午後2時 2泊3日

キャンププログラム
 
21世紀の科学・技術を支える新素材研究について、理解を深めてもらうプログラムです。東北大学工学部マテリアル・開発系は、東北帝国大学金属工学科として創設以来、常に世界の先端をゆく新材料を世の中に送り出してきました。最新の研究にふれると共に、研究の基礎となる材料科学に親しんでもらえるよう、顕微鏡観察による材料組織の観察と、そのための材料の作製という実験プログラムを組みました。また、基礎研究と応用研究を密接にリンクさせて歩んできた本学の伝統について考えてもらうため、東北大学史料館の訪問を行いました。  

体験感想
感謝、感謝、感謝!!
秋田経済法科大学附属高等学校2年生
どれもこれも見た事も無い機械ばかり。秘密基地のような実験室で11人の仲間とこんなにも夢中になれる時間を過ごせたのは幸せだった。彼らとはまるでずっと前からの友達であるような気がしてたまらなかった。
ところで元々私は機械工学を学び、夢はタイムマシンの作製だった。でも今回のプログラム(特に興味があったのはセラミックス研究や銅と銀の焼結実験)を通して感じたのは、良い機械を作るには良い材料を、という事である。私が生きている間での完成は無謀に近いが、ちょっとした手掛かりを残すことはできる。それが私の新たな夢である。その事に気づかせてくれた東北大のスタッフの皆さんには感謝している。
沢山の研究員を見る事ができて本当に嬉しかった。調べたり、知りたいものは無我夢中になって探し求める。その姿勢は強く私の心を打った。彼らを見るまで「所詮タイムマシンなんて夢物語…」と少しでも思っていた自分に腹が立った。信じている限り夢は実現する可能性を秘めている。大事なことをたった3日で2つも教えてくれた皆さんにもう一度感謝!!
別れの時、仲間の前では淡々としていたが、新幹線の中では不覚にも泣いてしまった。これ程辛い別れは久しぶりだった。私の周りにも工学に興味がある人は皆無に等しく、できるならもう少し一緒にいたかった。しかし、幸運にも永遠の別れではない。彼らとは何だかまた会えるような気がするのだ。
この3日間は私を変えてくれた。決して忘れることは無いだろう。目をつぶるだけで皆の笑顔が浮かんでくる。凄く楽しかった。私に素晴らしい思い出をくれた11人の仲間にも感謝。Seeyouagain.

キャンプスケジュール
第1日目
(1月7日)
12:30 13:00 集合【大学】
13:00 13:30 開講式、オリエンテ−ション
13:30 15:30 金属材料研究所研究員とのディスカッション
15:30 16:30 東北大学史料館研究員との産学協同についてディスカッション
16:30 17:00 事前準備(実験に係わる方法説明等)
17:00 19:00 懇親会(夕食)
19:00 20:00 宿舎へ徒歩で移動
20:00 22:00 参加者&引率者ミーティング
第2日目
(1月8日)
7:30 8:00 朝食
8:20 9:00 会場へ路線バスで移動(青葉山キャンパス)
9:00 9:30 材料科学の基礎事項の説明
9:30 10:00 粉体の焼結と焼結組織形成について説明
10:00 12:00 焼結試料の作製と顕微鏡観察
12:00 13:00 昼食
13:00 17:00 焼結試料の作製と顕微鏡観察
17:00 18:00 宿舎へ路線バスで移動
18:00 19:00 夕食
19:00 21:00 参加者&引率者ミーティング
第3日目
(12月27日)
7:30 8:00 朝食
8:20 9:00 会場へ路線バスで移動(青葉山キャンパス)
9:00 10:30 研究室訪問による新素材研究者とのディスカッション
10:30 12:00 まとめ:実験結果の要約と考察
12:00 13:00 昼食
13:00 14:00 発表・講評、閉講式
14:00     解散【大学】


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