<2日目:11月23日(日)> 2日目は、翼の構造に関する原助教授の講義、翼製作のための田川助教授の話の後、翼の製作に移った。製作の過程で生徒個々の個性が表れてきた。基本的な翼の構造はふまえながらも創意と工夫が見られ、それを観察している我々の方が科学に向き合う生徒の想像力の豊かさを引き出したこの企画が果たす役割を確認することとなった。 午後からは、できあがった者から順に日本一の様々な風を作り出すことが可能な風洞実験施設に行き、作り上げた風車の翼の効率の測定を行った。最初のグループは接続方法が誤っており、測定を失敗した。測定結果をこの日の内にパワーポイントを使って明日の発表準備まで行うことがこの日の計画であったが、こうしたこともあってデーターさえも入力できない者もあった。 この夜、パワーポイントの作成例を試作し、生徒達に見せた。
<3日目:11月24日(月・振替休日)> 3日目、急いでパワーポイントでの発表準備をし、発表を行った。心配をよそに生徒達は、個性あふれるスライドを作成し、見事に参加の目的と成果、翼作成の工夫と効率を的確に述べた。