サイエンスキャンプ
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   生命活動の多様性や巧妙な仕組みを解明する上でタンパク質の構造と機能の解析は不可欠です。ここ20年、遺伝子組み換え技術の進展と普及によって、多くの生物でゲノム解析が進められ、タンパク質の設計図である遺伝情報を簡単に利用できるようになってきました。そして近年、ゲノム情報を利用してタンパク質を多量に合成したり、人為的に改変したりしてそれらの機能を調べる手法が生命科学における重要な研究手段となっています。
 今回のサイエンスキャンプでは、このような遺伝子組み換え技術、タンパク質の大量発現とアミノ酸配列の決定法などの実習を通じて、生命科学の先端研究についての理解を深めます。
 
 

2003年12月25日(木)午後1時〜12月27日(土)午後2時30分 2泊3日

  愛媛大学 無細胞生命科学工学研究センター
 愛媛県松山市文京町2−5
URL: http://www.ehime-u.ac.jp/shokai/shisetsu_center/cell.html
  国際ホテル松山(予定)
 愛媛県松山市一番町1−13
  高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜3年生) 10名
 
      日本科学技術振興財団サイエンスキャンプ事務局員1名
高等学校理科教員1名
 
      JR「松山駅」より伊予鉄道約20分「赤十字病院前駅」下車、徒歩約5分
   
   
●第1日目(12月25日)
13:00 13:15   開校式
13:15 15:00   組み換えDNAの作製
15:00 17:00   組み換え遺伝子の導入
17:00 18:00   遺伝子操作に関する解説
 
●第2日目(12月26日)
9:00 10:00   大腸菌の液体培養
10:00 12:00   PCRによるDNAの増幅と分析
12:00 13:00   昼食
13:00

14:30

  無細胞合成系による組み換えタンパク質の発現
14:30 16:00   タンパク質の大量発現に関する解説
16:00 18:00   組み換えタンパク質の精製と電気泳動によるタンパク質の分析
18:00 19:30   懇親会(夕食)
 
●第3日目(12月27日)
9:00 11:00   プラスミドDNAの調製と分析
11:00 12:00   タンパク質分析法の解説
12:00 13:00   昼食
13:00 14:15   質量分析によるタンパク質の分析
14:15 14:30   終了式
 

 

 

 

 
 

 
    1.遺伝子操作
 オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質の遺伝子とプラスミドDNAとを接続し、組み換えDNAを作製します。この組み換えDNAを大腸菌に導入し、緑色蛍光タンパク質を合成する大腸菌を作ります。
2.DNAの分析
 PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)によって遺伝子組み換えを行った大腸菌から導入遺伝子断片を検出します。
 遺伝子組み換えを行った大腸菌からプラスミドDNAを抽出し、導入遺伝子断片を検出します。
3.タンパク質の大量発現
 大腸菌及び無細胞タンパク質合成系を利用して緑色蛍光タンパク質を大量発現させ、これを抽出精製します。
4.タンパク質の分析
 電気泳動によって発現タンパク質の分子量を推定します。また質量分析によってタンパク質のアミノ酸配列の一部を決定します。
   
 

 
   

 愛媛大学無細胞生命科学工学研究センターは、平成15年4月に設置され、1.無細胞生命科学部門、2.プロテオーム・医薬部門、3.進化工学部門、4.グリーン環境エネルギー部門の4部門があります。生命体の素子であるタンパク質を生体外で自由に、かつ大量に合成することの出来る、独創的なタンパク質合成技術を用いて、動植物等あらゆる生命体を構成するタンパク質の物性・機能・構造等を網羅的に解析・研究を行っています。
 実習は主に理学部キャンパスにある総合研究棟1の無細胞生命科学工学研究センター、グリーン環境エネルギー部門の研究室で行います。この総合研究棟は平成15年4月に落成したばかりで、沿岸環境科学研究センター、地球深部ダイナミックス研究センター、理学部物質理学科、理学部生物地球圏科学科などの研究室が活発に研究を行っています。

   
 
 

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