| |
 |
| |
| |
|
 |
|
|
| |
| |
 |
|
| |
集合場所の研究所大会議室前のロビーでは、参加者の引率者となるサイエンスキャンプ事務局員とアドバイザー役の高等学校理科教師の2名が高校生を受け入れました。岩手県、山形県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、沖縄県から参加した15名の高校生の点呼からサイエンスキャンプが始まり、3日間を共にする仲間の自己紹介がありました。今回も非常に意識の高い高校生が多く参加しました。
開講式は、午後1時30分から研究所大会議室で行われました。研究所の歓迎挨拶が行われ、引き続き参加した高校生、指導を担当する研究者の自己紹介を行い、研究所の紹介ビデオで少しテンションを高め、プログラムメニューのアウトラインの紹介が行われました。
初日のセラミックスに関する実験は、ダイヤモンドの作製に取り組んだ8名のダイヤモンド班と、光るガラスの作製に取り組んだ7名のガラス班に分けて行われました。ダイヤモンド班では、実験前にまず炭もダイヤモンドも成分が炭素なのにどうして性質が異なるのかを学び、ダイヤモンドの合成方法である高圧法の原理と合成法についてレクチャーを受けました。その後、高圧をかけてできあがったダイヤモンドをSEM(走査型電子顕微鏡)で観察しました。
一方、ガラス班では、テルルガラスの作製に向けて各自計算して求めた微量の第三元素を含めた種類の粉末を化学天秤で秤量し、乳鉢で十分混合してるつぼに移し、800℃で溶解して各々カラフルなガラスを作製しました。赤外線や紫外線に透かして誰の作ったガラスが光るのかを観察し、最後にできあがったガラスを割って班の7人で分け合い標本を作製しました。
初日のプログラム終了後には、参加者と研究者の懇親会(立食パーティー)が行われました。
夜7時前、研究所を後にして引率者を先頭に宿舎のホテルまで移動し、チェックインを済ませました。部屋で簡単な休憩をとった後は、参加者&引率者のミーティングを行いました。参加者自己紹介やお国自慢、学校自慢などで和み、その日の体験感想の発表をみんなで聞きあいました。サイエンスキャンプ事務局からは、翌日のスケジュールの説明がありました。このミーティングの後は自由時間となります。初日の旅疲れと緊張のため疲れがたまっているので、翌日の活動に備えて早めに就寝しました。 |
|
 |
| |
朝は、7時すぎから朝食をとり、持ち物を確認して宿舎を出発し、研究所へ向かいました。
午前9時から2日目のプログラムが始まりました。まず、研究所の会議室で構造材料についてのレクチャーを受け、研究所紹介ビデオで少しテンションを上げておき、午前中の実験では、前日のダイヤモンド班は室温引張試験に、そしてガラス班はシャルピー衝撃試験にとりかかりました。いずれもステンレス鋼2種類の材料判定を目的としたものです。引張試験班は、引張試験片の試験前の平行部と直径を測長機で測定し、引張試験機で破断試験を行いチャートから引張強さ、破断試験片の突き合わせから破断伸びと絞りを求め、精密カッターでSEM観察試料の切断までを行いました。シャルピー試験班は、まず室温でシャルピー衝撃試験のやり方に慣れてから、氷水、−50℃近傍と液体窒素温度のそれぞれの温度における二合金の衝撃吸収エネルギーを求めました。各破断試験片を実体顕微鏡で観察撮影し、代表的な破面を選び、精密カッターでSEM観察用に切断しました。
昼休みは、研究所の食堂で研究者に混じって昼食をとりながら一休みしました。午後は引張試験班とシャルピー試験班がチェンジして引き続き材料試験を行った後、SEMの装置説明を受け、各自実際に装置を操作して破面観察と撮影を行いました。
夕方5時過ぎにプログラムが終わると前日と同様に宿舎のホテルまで移動し、部屋で簡単な休憩をとった後、食堂で夕食をとりました。その後、参加者&引率者のミーティングを行い、その日の体験感想の発表をみんなで聞きあいました。サイエンスキャンプ事務局からは、帰りの経路のフォローや翌日のスケジュールの説明、チェックアウトの説明がありました。その後は自由時間となり、思い思いの時間を過ごし、就寝しました。 |
|
| |
|
|
|
| |
 |
|
| |
|
2日目と同じに朝7時すぎから朝食をとり、その後、持ち物をまとめて宿舎のチェックアウトを行い、宿舎を後にしました。
午前9時から最終日のプログラムが始まりました。前日までに行った実験データを5台のパソコンを使ってチームごとにまとめ、レポートの作成と発表の準備に取りかかりました。材料試験の結果を持って図書室に行きハンドブックや便覧を駆使して2種類の合金を判定しました。
昼食後、午後からは一人ずつ実験と感想を2〜3分で発表しました。発表内容は、初日のダイヤ作製有り、光るガラス作製有り、そして2日目の材料試験結果からの合金の判定有りと参加者達がバラエティーに富んだ発表を行いました。発表の途中で研究所理事長から挨拶があり、続いて修了証書が一人ずつ授与されました。
午後2時過ぎ、無事すべてのプログラムメニューが終了となり、参加者は別れを惜しみつつも充実感いっぱいで研究所を後にしました。
|
|
|
 |
 |
 |
 |
 |