用意するもの
- 厚紙
- はさみ又はカッター
- 定規
- のり
- 筆記用具
やりかた
- 厚紙を、30×257mm(本尺用)、30×115mm(副尺用)、30×20mm(ストッパー用)、60×257mm(台紙用)の長方形に切り取ります。
- 本尺の左端から25mmのところを0(ゼロ)にして、1cmの間かくで目盛りを書いていきます。
- 副尺の左端から5mmのところを0(ゼロ)にして、9mm間かくで9cmのところまで10コの目盛りを書きます(写真)。
- 台紙の上半分に2の本尺をのりで貼ります。
- 本尺の0(ゼロ)の目盛りと副尺の0の目盛りを合わせて、副尺を台紙に置きます。このとき、本尺の9cmの点と副尺の最後(10番目)の点がピッタリ合っているのを確認してください。
目盛りを正確に書かないと失敗しちゃうゾ - 副尺の0と本尺の0がずれないように気をつけて、本尺と副尺の左下にできた隙間にストッパーをのりで貼りつけます。
副尺の0が本尺の0より左にずれないのを確認して完成です!(写真)
できあがったノギスを使ってみよう!
(例)この図の測定物の大きさは、何cm何mmになるでしょう?
- 大きさを計ってみたいもの(測定物)をストッパーと副尺の間にはさみます。
- 副尺の0点がさしている本尺の目盛りの左側の数値を見ます。これが測定物の「cm」になります。
- 本尺の目盛りと副尺の目盛りがピッタリ合っている部分を探します。ピッタリ合っている副尺の数字がmmになります。
こたえ
(例)の図では、副尺の0が本尺の目盛りの2と3の間にありますから、測定物のcmは「2」、本尺の9と副尺7の目盛りがピッタリ合っているのでmmは「7」。正解は「2cm7mm」となります。
さぁ、みなさんもノギスをつくって、身近にあるいろいろなものの大きさを計ってみましょう!

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