自分でつくったノギスで、本尺と副尺の目盛りがピッタリ合う部分が見つからないときの、おおよその測定方法があります。
それは、本尺の目盛りの間に副尺の目盛りが2つ入っているところを探す方法です。
図では、本尺の6と7の間に副尺の3と4が入っています。このような場合のmmの読みかたは3mmと4mmの間ということで、「3.5mm」になります。
ですから、図の測定物の大きさは、およそ3cm3.5mmです。
市販されているノギスは、0.05mmの精度のものが多く、本尺の19目盛りに対して副尺の20目盛りのものが一般的です。自分でつくるときでも工夫次第で精度を上げることはできるので、ぜひ挑戦してみてください。
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