地球温暖化実験装置
用意するもの
- 棒温度計(またはデジタル温度計) 2本
- ビーチボール(直径30センチくらい以下のもの) 2個
- 市販のビールサーバー用の低圧二酸化炭素ボンベ(または魚用の水草促成用低圧二酸化炭素) 3本くらい
- 空気入れ
- グラフ用紙
- 白熱電球(300ワット以上) 2灯
やりかた
- ビーチボールを2コ用意し、片方は空気入れでふくらませます。このとき、人間の息には二酸化炭素がふくまれているため、息で入れてしまうと結果が判りづらくなります。
- もう片方はボンベから二酸化炭素を入れます。
- 温度計をビーチボールの中に入れて、中の温度が外から見られるようにセットしておきます。棒温度計の場合は温度計の先端を、デジタル温度計の場合は温度を測る端子部をそれぞれ空気を入れる部分に差し込みます。
- 大きめの電球(300ワットくらい)をビーチボールに向けて置きます。
- 電球を同時につけ、温度計が示す温度変化をグラフに1分おきに記録します。5分くらいで二つのビーチボールに温度の差が出てきます。
※電球はとっても熱くなるんだ。つけているときや消したすぐ後は、触ると手をやけどするから、気をつけようね!! ※ビーチボールをふくらませるのに使った二酸化炭素は、濃度が高くなるとちゃんと呼吸ができなくなることがあるんだって!キケンなので、二酸化炭素を使うときは、窓を開けるとか部屋の換気には十分注意しよう!! |
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