風独楽と立体視画像

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せつめい

風独楽について

 風ゴマの中心部に真上から空気(風)を送り続けると、戻れなくなった空気は中心部から外へ放射状に広がっていきます。広がっていく空気の流れに対し、羽根を斜めにセットしておくと、当たった空気は進行方向を変え、その際、羽根に逆向きの力を働かせます。その逆向きの力が風ゴマを回転させる働きを持ちます。


まわる風独楽

 左の写真はCD風ゴマ色付けタイプを回転させているところです。「ガリレオ工房の身近な道具で大実験第2集」にある白黒模様を付けました。ベンハムのコマ模様と同じく、白黒模様なのに回転させると色付いて見える。不思議な現象です。蛍光灯では、白熱電球では、太陽光ではどうなるか?見えたり、見えなかったりすると言う説もあります。

 回転のスピードで見える部分が異なりますが、回転の速さと見える場所には関係があるのか調べると面白いかもしれません。


パラペギ

 右の写真は風ゴマミニタイプ(韓国名パラペギ)です。回転の仕組みはCDタイプと同じで、中心から上下左右に向かう空気が斜めに谷折りされた羽根の部分に当たり、方向を変える際、風ゴマに反作用の力を働かせるためです。違うところは羽根が床に対しても斜めになっていること、全体が軽いことです。上から来る空気が風ゴマを下に押しつける力と回転するため羽根が空気を押し下げる反作用で風ゴマを上昇させる力がつりあいを保ちながら回転します。この状態から押しつける力を取り除くと上昇させる力(揚力)のみ残ることになり、風ゴマミニタイプは上昇します。斜め45度がよく浮き上がるようです。

立体視画像について


写真を拡大する

 今回は交叉法用の画像を用意しました。正面やや左からの写真を右に配置し、正面ややや右からの写真を左に配置しました。画像の見方も作った画像と対応していなければなりません。右目で左の画像を見、左目で右の画像を見る。視線を交叉させるので交叉法と呼ばれている方法です。

 左右の画像を入れ替えると平行法の画像になります。パソコンや赤ペンと青ペンでそれぞれ画像を着色すると、赤青メガネ用の画像になります。偏光シートを用いて画像を縦横偏光させると偏光メガネ用の画像になります。

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