■舞鶴水産実験所紹介
舞鶴水産実験所は、京都市の北、若狭湾に面した舞鶴市の中央部にあります。魚類の飼育施設と調査船緑洋丸(18 トン)を有しており、沿岸域の環境と生物の生理・生態研究を行っています。とくに魚類稚魚の研究が盛んで、我が国の稚魚研究のメッカと自負しています。実験所内には、30万点に及ぶ我が国最大規模の魚類標本が所蔵されており、魚類分類学においても中心的な役割を果たしています。また、京都大学フィールド科学教育研究センターの研究林と共同で、森と海の生態学的な連環機構についても研究を始めたところです。平成16年度より21世紀COEプログラムに参画しました。