機械について楽しく学べた3日間 (福岡県・高校2年生 男子)
普段使っているATMの実習で見ることが出来ない中の構造が見ることができ、それを詳しく教えてくれ、さらに自分達で装置を使って紙幣が重ならないわけ、飛び出さないわけを様々な機材を使って実験をして記録していき調べました。次の実習は、ハードディスクの中を実際に分解したり、高速度カメラを使って落下実験を行ないました。小さく壊れやすい装置で中を見たときも、本当に精密でこのようなものがどうして大量の情報を記録できるのかと思いました。
落下実験の時は、友達と知恵を出し合って落ちても壊れないように工夫しました。1回目より2回目の方が少しは衝撃を抑えることができました。最終日は、「風の音を聞いてみよう!」というテーマで、まず無響室に入り全く音が反射しなくて不思議に思いました。部屋の壁が特殊で吸音材というものを使っているそうです。そこで自分の声を聞いたり、装置を使って知ることができてとても楽しく学べました。
次に低騒音風洞を使って鉄道のパンタグラフの出す騒音について調べました。将来鉄道関係に就きたいと考えているのでいい参考になりました。空気の流れをパソコンとグラフ化したのを見たりして、秒速と周波数のピーク時は比例しているとわかりました。最後は、おもちゃについての実習でした。いくつかのコマや他のおもちゃの動きをシミュレーションしていてとても興味を持ちました。おもちゃにもたくさんの力学が使われているのを当たり前だけど、それを詳しく分かり易く教えてくれました。