用意するもの
- ビー玉 5個
- ミシン糸
- 化学反応型接着剤
(普通の接着剤ではなく2種の液を混ぜるタイプのエポキシ樹脂系接着剤。「ガラスに糸をつけたいのでA剤とB剤の2つを混ぜるタイプの接着剤」といってホームセンターなどで探してください) - 木の板(10cm×10cm、厚さ1cmくらい)
- 針金(太さ2mm)
- ペットボトルの空き容器(胴の部分にでこぼこがない炭酸飲料のもの)
- セロハンテープ
- はさみ
- ペンチ
やりかた
- ミシン糸を25cmの長さに切ったものを5本用意します。
- 折りたたんだティッシュペーパーをあてがうなどして、ビー玉が転がらないようしたら、1で切ったミシン糸の真ん中を接着剤でつけます。
- ペットボトルのでこぼこのない部分を選んで、縦2.5cm×横9cmの板を2枚切りとります。
- 切り取ったペットボトルの板の端から、1.3cm、2.9cm、4.5cm、6.1cm、7.7cmと、1.6cmの等間隔に縦1cmの切り込みをいれます。切り込み部分の端は、ハサミで丸くしておくと後の作業がやりやすくなります(図1)。
- 長さ30cmに切った針金を2本用意します。
- 5の針金の両端を11cmのところで直角に折り曲げ、コの字の形にします。
- 木の板の4隅(角から1cmほど内側に入った部分)に、キリかドリルで針金が入る程度(直径2mm)の穴をあけます。
- 木の板の穴に、コの字型の針金2本を差し込み、木の板を土台にした針金のブリッジ2本をつくります。
- 針金のブリッジに、ペットボトルの板をセロハンテープで固定します。
- 糸つきのビー玉を、9で固定したペットボトルの板に取りつけます。
- ビー玉がきれいに1列になるように糸の長さをちょうせつしてください。
※ペットボトルを切るときはハサミの根元の方を使おうね!ハサミの先を使うと、切れはしが飛んで目に入ったりしてあぶないぞォ。 ※キリやドリルをつかうときは、大人の人にやってもらうか、いっしょにやるようにしよう! |
1番はじのビー玉1個を糸がたるまないようにしながら持ち上げ、他のビー玉が動いていないのを確かめてから、静かに指をはなします。
指からはなれたビー玉が他のビー玉にぶつかると、反対側のビー玉が1個飛び出し、そのあとビー玉同士が衝突しあいます。
最初にぶつけるビー玉を2個にしたり、いろいろなぶつけ方で試してみてください。
ビー玉は、糸の左右の長さが同じで、きれいに1列にそろっているほど、長く続いて実験がうまくいきます。また、重さや大きさが同じビー玉を使った方がうまくできます。てんびんなどでビー玉の重さを計って同じものを用意しましょう。
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