用意するもの
- 工作用紙 1枚(直径20cmの円が1枚取れればよい大きさです)
- 長さ30cmぐらいの木の棒か竹ひご 1本
- 曲がらないストロー 1本
- 輪ゴム 1個
- ガムテープ
- A4判白コピー用紙 1枚
- 黒い色のフェルトペンなど
- 鏡(洗面台など大きめの鏡がある場所に行ってもよい)
つくりかた
- スリット入り円盤を作ります。工作用紙に直径20cmの円をかいて切りぬき、分度器で36度ずつ区切り印をつけます。
- 印をつけた10ヶ所のところを、幅0.3cm・長さ3cmに切り取りスリットを作ります。さらに、円の中心に1辺0.8cmの四角い穴をあけます。
- フェルトペンなどで円の裏面を黒くぬります。
- ガムテープを15cmぐらいの長さに切って木の棒(竹ひご)の先に巻きつけます。この時、スリット入り円盤の中心の穴にさし込んでみて、円盤が固定されるようにガムテープの巻き方を調節しておきましょう。ガムテープを巻いたのとは別の方の先から棒をストローに通します。ストローからはみ出している棒のはじに輪ゴムをなんじゅうにも巻きつけて棒を握りやすくします。これで軸の完成。
- コピー用紙を使って、直径14cmの円形を2枚切り抜く。
- 切り抜いた円形の紙の1枚に、36度ずつ区切った線を太目のペンで放射状にかく。
- 6の紙を下じきにして、もう1枚の円形の紙を上に重ねます。下じきにした方にかいた区切りに合わせて、上の紙に10個の丸を等間隔にかきます。
10個の丸がかけたら、紙の中心に3のスリット入り円盤と同じように四角い穴をあけます。 - スリット入り円盤の黒い面の方から4の軸をさし込み、白い面の上に7の紙をのせます。
やりかた
- できあがった装置を、10個の丸をかいた面を自分の方に向けて、ストローを片手で持ち、もう一方の手で輪ゴムの部分をつまんでビューンと速く回します。10個の丸がどんな風に見えるか覚えておこう。
- 円盤の黒い方を自分に向けて持ち直し、鏡に丸の絵が映るようにします。さきほどと同じように円盤を速く回し、スリットを覗きながら鏡に映っている丸の絵を見てください。今度はどんなふうに見えるかな。
円盤を速く回す
スリットを覗きながら鏡を見る
- 丸を体に見たてて10段階でもとにもどるように、手の絵をかき足します。かけたらまた、同じように絵を鏡に映して、円盤を回しながらスリットごしに見てみよう。
絵が動いている様子
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※片目で見れば、絵が二重にならなくなるんだって! ※くるくるアニメは明るい光の下で見ようね!あまり長い時間見続けると目が疲れちゃうぞ。目が痛くなったら「ひとやすみ」。 |

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