牛乳パックと虫めがねでつくる、とても簡単なカメラです。レンズを使って光を集めるという点では、人気のデジカメも原理はいっしょです。建築の設計図などを保存するときに使われる青焼きコピー用紙を使うと､写真もとれます。
用意するもの
- 虫めがね
- 牛乳パック
- B4黒画用紙2枚
- 半透明のビニール袋
- はさみ
- セロテープ
つくりかた
- 牛乳パックの飲み口をひろげたら、ひろげたの部分を１cmぐらいだけ残してはさみで切り落とします。 (写真)
- 黒画用紙を筒状にして牛乳パックの中に入れます。(写真)
- １で切り残しておいた牛乳パックの飲み口の部分の四隅に切れ込みをいれて、内側に卍字に折りこみます。
- ３に半透明のビニールをピンとはって貼りつけ、さらに、牛乳パックの反対側の底に直径2センチメートルぐらいの穴をあけます。
- 黒画用紙を使って牛乳パックがすっぽり入るくらいの大きさの箱をつくります。箱の底には、直径2センチメートルぐらいの穴をあけます。(写真)
※あける穴が大きいと光が入りすぎて、きれいな写真ができにくくなります。 - ５の箱の底に開けた穴に虫めがねのレンズだけがぴったり合うように、黒画用紙を四角く切ったふたをつくります（写真では、レンズだけを黒画用紙にはさんでいます）。レンズが箱の穴に合うようにして取りつけます。（写真）
- ６でつくった箱に４の牛乳パックを差しこめば、牛乳パックカメラの完成です。 （写真）
 穴 |
 レンズを取りつける |
 完成 |
やりかた
- 牛乳パックの底に開けた穴をのぞきながら、外の景色が半透明のビニールにはっきりと映るように、牛乳パックを黒画用紙でつくった外箱から引くようにして、カメラの長さを調節します。ピントを合ったら、牛乳パックにペンで目印の線を引きます。
- 写真を撮影するために青焼きコピー用紙を取りつけます。 牛乳パックを黒画用紙でつくった外箱から一度引きだします。引きだした牛乳パックの先にある半透明のビニールを張っておいたところに、青焼きコピー用紙をセットして、再び、黒画用紙の外箱に挿入します。２でつけておいた目印をたよりにピントを合わせます。
- ２０〜３０分間、カメラが動かないように固定して待ちます。
- 青焼きコピー用紙を取りだして、アイロンをあてて熱を加えます。
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カメラで太陽や強い光のでるものを見たら、絶対ダメだからね！ |
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あまり光の弱い部屋の中とかだと、ちゃんと写真にならないことがあるんだって。窓から表を写したり、外に出て写真をとってみようね。 |
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