サイエンスキャンプ2001開催報告に戻る

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キャンプ経験者に聞きました
先生に聞きました

 キャンプ経験者たちは、高校・高等専門学校から大学、大学院、社会へと歩んでいくなか、自らの将来に向けて切磋琢磨しています。別々の大学に進学したキャンプ仲間と、学会などで再会することもあります。
 サイエンスキャンプでの、研究者や仲間とのコミュニケーションは、かなり密度の濃いものとなります。そのためキャンプ後に、高校生同士、あるいは研究者ほか大人のスタッフを含めた情報ネットワークが組まれることもしばしばです。不定期ながら会報を発行しているグループや、インターネットのメーリングリストで交流を図っているグループもあります。手紙や電子メールを介して、研究者から指導やアドバイスを受けている人もたくさんいます。
 理系の高校生が、周りを気にせず理系らしく振舞える場所を提供するところに、サイエンスキャンプの大きな意味が含まれているようです。高校生にとっては、サイエンスキャンプが将来の進路に対する動機付けの機会となる例も多く、キャンプ修了後に理科授業への興味が増したり、理系の進路を目指すという人が多いという事実が、このことを裏付けています。

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