サイエンスキャンプ
HOME 開催報告 過去の参加者データ 情報配信希望者 お問い合せ
個人情報の取り扱い
http://ppd.jsf.or.jp/camp/
トップへ 募集要項 プログラム一覧 体験イメージ 参加者の感想 参加申し込み サイエンスキャンプ

高分子って何?

21世紀を迎え、暮らしに役立つさまざまな「ものづくり」を支える学問としての化学の役割はますます重要になってきています。さらに、地球環境との関係においても、化学への期待はますます高まってきています。
今回のキャンプでは、その大切な「ものづくり」を実際に体験することにより、わたしたちの暮らしが化学の力によっていかに支えられているかを実感してもらおうと考えました。さあ、プラスチックからタンパク質にいたるまで様々な高分子化合物をつくって、性質を調べてみませんか。
会期
2006年3月22日(水)午後0時30分〜 3月24日(金)午後3時 2泊3日
写真写真写真
会場
大阪工業大学 工学部 応用化学科
大阪府大阪市旭区大宮5-16-1
http://www.oit.ac.jp
宿舎
創立60 周年記念館(予定)
大阪府大阪市旭区中宮5-16-29
募集人数
12名
高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜3学年)等に在籍する生徒
同行引率者
・日本科学技術振興財団サイエンスキャンプ事務局員1名
・高等学校理科教諭1名
キャンプの実習内容
写真1.タンパク質をつくって、性質を調べる
簡単なタンパク質をアミノ酸から組み立てる操作を体験します。また、最新の分析機器(ノーベル賞の田中さんの質量分析計など)を用いて、タンパク質ができたことを確かめます。

2.プラスチックをつくって、性質を調べる
暮らしに役立っているさまざまなプラスチックを化学合成し板にしていきます。つくったプラスチックを延伸装置で引っ張ってみて、材料としての性質を調べます。
さらに、生きている動物細胞を用いて、再生医療や人工臓器の開発をするためにどのように役だっているか調べます。

3.最先端の高分子材料に触れる
自動車部品・スペースシャトル用材料から人工臓器用材料にいたるまでの最先端の高分子材料に実際に触れてみます。
スケジュール
第1日目(3月22日)
12 : 30 13 : 00   集合受付
13 : 00 13 : 30   開講式、プログラム概要説明
13 : 30 14 : 00   自己紹介
14 : 00 15 : 00   講義「高分子とは何か?タンパク質とは何か?」
15 : 00 17 : 30   実験「簡単なタンパク質を作る」
18 : 00 19 : 30   研究者との懇親会(夕食)
第2日目(3月23日)
9 : 00 12 : 00   実験「プラスチックを作る」
12 : 00 13 : 00   昼食
13 : 00 15 : 00   実験「高分子と細胞の関係を調べる」
15 : 00 16 : 30   実験「作ったタンパク質を調べる」
17 : 00 18 : 30   実験「高分子と細胞の関係を観察する」
第3日目(3月24日)
9 : 00 10 : 30   実験「プラスチックの性質を調べる」
10 : 30 12 : 00   実験結果報告会の準備
12 : 00 13 : 00   昼食
13 : 00 14 : 30   実験結果報告会(実験のまとめと感想)
14 : 30 15 : 00   閉講式
15 : 00       解散
会場の紹介
大阪工業大学は、大阪市東部の淀川左岸に位置する都市型大学です。創設は1922年にさかのぼり、現在では工学部(7学科)・情報科学部( 3学科) に加え、2003年度に設置された日本初の知的財産学部を加えた3学部構成になっています。また、新材料研究センターをはじめとした付設の施設を持つなど、工科系大学としての最新の機器・研究設備が整備されているのも大きな特徴です。
今回のキャンプは、工学部応用化学科が中心となって行います。応用化学科は、生物の生体内における化学反応に学び、天然資源から付加価値の高い物質を作り出す様々な知識・技術の修得を教育目標にかかげ、今後の環境循環型社会に貢献できる有能な化学技術者の育成を目指しています。
研究室の紹介
応用化学科では、物質創成分野、材料指向分野、環境・生命分野の合計3 分野において、下記に挙げる6 研究室が研究をおこなっています。

「物質創成分野」
(1)合成化学研究室:医薬品の有効成分、半導体やセンサの開発
(2)有機機能化学研究室:生体系機能の人工系での構築

「材料指向分野」
(3)高分子材料化学研究室:高性能プラスチックの開発と生体適合材料の創成
(4)無機材料化学研究室:地球環境保全や省エネルギーに役立つ無機材料の開発

「環境・生命分野」
(5)天然物化学研究室:天然物活性成分の抽出と、その化学構造、活性相関の研究
(6)分子認識化学研究室:医療分析・環境分析分野で役立つイオンセンサの開発
入門書の紹介
書 名 高分子とは何か
著者名 筏 義人
出版社 高分子刊行会
交通案内
交通案内
地下鉄「東梅田駅」より大阪市営地下鉄谷町線約10分
「千林大宮駅」下車、徒歩約15分
「大阪駅前」より大阪市営バス34系統「守口車庫行」
4番乗り場)乗車約20分「中宮・工大前バス停」下車、
徒歩約3分
前のプログラムへ プログラム一覧へ 次のプログラムへ
Program menu
HOMESPRING SCIENCE CAMP TOP ページ先頭へ

財団法人 日本科学技術振興財団
振興事業部
サイエンスキャンプ事務局
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
TEL. 03-3212-2454  FAX. 03-3212-0014
E-mail
日本科学技術振興財団HP
科学技術館HP
日本科学技術振興財団振興事業部HP