サイエンスキャンプ
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脳を見る、知る、調べる

本プログラムは、新潟大学脳研究所で職員や大学院生たちが取り組んでいる研究の一端に触れ、現代の脳研究が到達している地点とその問題点を学んでもらうことを目的に計画しました。ヒトの脳を実際に見ることや、この臓器が我々の心の場所であることを知ってもらいます。さらに、現在世界の先端でおこなわれている脳研究に参加してもらい、研究の面白さや難しさなどを体感してもらいます。
会期
2006年3月28日(火)午後0時30分〜 3月30日(木)午前11時 2泊3日
写真写真写真
会場
国立大学法人 新潟大学 脳研究所
新潟県新潟市旭町通1-757
http://brain.bri.niigata-u.ac.jp
宿舎
ニイガタステーションホテル(予定)
新潟県新潟市弁天1-2-10
募集人数
8名
高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜3学年)等に在籍する生徒
同行引率者
・日本科学技術振興財団サイエンスキャンプ事務局員1名
・高等学校理科教諭1名
キャンプの実習内容
本キャンプでは、実際にヒトの正常脳と病気脳の標本を観察し、脳の形、機能との関連を実感してもらいます。その後、ヒトの心の動き(脳の働き)を画像化することにより観察できるfMRI 施設の見学や専門の研究者からのレクチャーを予定しています。また、脳機能を細胞や分子のレベルで解析する手法について解説を行います。
さらに、小グループに分かれ、遺伝子組換えや発生工学を用いて脳機能を研究する手法や、動物の行動解析の実際を学ぶほか、動物の脳から遺伝子を抽出したり、脳で働く分子の機能を電気生理学的に解析する実習にも参加してもらいます。これらの実習や講義を通して、脳研究がどのようになされているかを理解してもらいます。
スケジュール
第1日目(3月28日)
12 : 30 13 : 00   集合受付
13 : 00 14 : 00   開講式
14 : 10 15 : 40   脳研究所各部門の紹介と見学
15 : 50 17 : 00   講演
  ※この日のプログラムは、本研究所で開催する「世界脳週間」の参加者と一部合同でおこないます。
第2日目(3月29日)
9 : 00 12 : 00   講義と実習
12 : 00 13 : 00   昼食
13 : 00 16 : 30   講義と実習
17 : 00 18 : 30   研究者との懇親会(夕食)
第3日目(3月30日)
9 : 00 10 : 30   実習のまとめ、ディスカッション
10 : 30 11 : 00   閉講式
11 : 00     解散
会場の紹介
新潟大学脳研究所は、昭和42年(1967)、わが国初の脳に関する国立大学附置研究所として設立された施設です。その母体は、昭和13年(1938)に発足した「新潟神経学研究会」(現在の新潟脳神経研究会)であり、脳機能解明や脳の病気の原因、治療法の開発など多様な研究を行っています。国内外の大学や研究機関とも、多くの共同研究を実施しています。
研究室の紹介
本研究所では、大きく分けて三つの方向からの研究が行われています。まず、臨床部門の脳神経外科と神経内科の分野では、様々な脳の病気を持つ患者さんを治療する他、新しい治療法の開発を進めています。また、病理学部門は病気の原因を探索することが目的です。これら二つの部門では、主に医学部出身者が研究に従事しています。一方、基礎神経科学部門や統合脳機能研究センターでは、脳がどのようにして働いているかを非常に多様な方法で解析しています。分子生物学、電気生理学、さらに動物行動学などの手法を用いた研究から、生きた人の脳活動を解析するfMRI などまで、様々な学部出身者が研究に従事しています。
入門書の紹介
書 名 進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線
著者名 池谷 裕二
出版社 朝日出版社
交通案内
交通案内
JR「新潟駅」下車、バス停乗車12系統
(浜浦町・西部営業所行き)
12A系統(西循環浜浦町先回り行き)約15分
「旭町2番町バス停」下車
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