携帯電話をはじめとするモバイル機器に、今や欠かせない電池。松下電器では未来に向けたクリーンなエネルギーを生み出す燃料電池の開発に取り組んでいます。その中でも今回は砂糖電池を紹介します。
生物は食べ物からエネルギーを摂りだしている燃料電池そのもので、その代謝サイクルを応用して電気を取り出そうというのが砂糖電池の基本原理です。
今回のキャンプでは、燃料電池のしくみを学ぶとともに、実際に砂糖電池を作る体験を通して理解を深めていただきます。 |
 
|
 |
 |
1.砂糖電池で発電しよう!
電池のマイナス極となる砂糖酸化電極を用いて砂糖の基本単位のひとつであるグルコースの酸化電流ならびに、電池のプラス極となる空気電極を用いて酸素の還元電流をそれぞれ電気化学測定装置を用いて観測します。このとき、グルコースの濃度を高くすると酸化電流の大きさが増加することを確認。次に、マイナス極、プラス極を組み合わせてモデル電池を組み立て、グルコースを溶解した電解液を注入することで発電することを体験してもらいます。
2.どうして砂糖を使って発電できた?
電池の動作から、発電のメカニズムについて学びます。この電池が将来、私たちの生活をどの様に変えてゆくかを考えます。 |
 |
 |
2005年3月23日(水)午後5時〜25日(金)午後3時 2泊3日 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
松下電器産業株式会社 電池研究所
大阪府守口市八雲中町3丁目1番1号
URL http://matsushita.co.jp/ |
|
大日ターミナルホテル 大阪府守口市八雲東町2-82-35
|
|
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
8名
高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜3年生)等に在籍する生徒 |
|
・日本科学技術振興財団
サイエンスキャンプ事務局員1名
・高等学校理科教諭1名 |
|