サイエンスキャンプ
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スプリングサイエンスキャンプ2005
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体感!「光」で何が解かり、何ができるのか プログラム一覧

光技術は近代の目覚しい技術開発の進歩を支えてきた基幹技術のひとつであると言えます。また、光技術はまだまだ未知の可能性を秘めており、これからも日本の学術研究・産業界に幅広く貢献していくものと考えられています。
浜松ホトニクスは、人類がこれまで目にしたことのない世界に分け入るツールとして50 年に渡り光科学を追究し、分野を問わず幅広く貢献してきました。
今回のキャンプでは「光」の面白さ、可能性を体感していただきます。

会期
今回のキャンプでは、浜松ホトニクスの主力製品である光検出デバイスの製造技術・評価技術の実習、光検出デバイスを用いた実験・実習を体験します。また、2002 年ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊教授が謎の素粒子ニュートリノの検出に使用した世界最大サイズの光電子増倍管の開発ストーリー講義を聴講します。

● 豊岡製作所(全員で受講)
光電子増倍管(PMT)の製造技術・評価技術に関連する実習他:光センサの中でも最も高感度・高速応答な光電子増倍管について、ガラス細工から真空技術、電子軌道シミュレーションなど幅広く理解を深めてもらいます。

● 中央研究所( 1テーマあたり2名で受講)
光の干渉実験:ヤングの実験により、光は粒であり波であることを認識してもらいます。
さらに、干渉という話を機軸として重力波や超ひも理論などの話に及びます。
光の位相を操る:液晶セルによってレーザ光の位相や強度が変化することを実験で体験してもらい、光の波の性質を知ってもらうとともに、光通信・光情報処理などの光変調の応用について理解してもらいます。
光による脳機能計測:脳に光を透過させ、脳内酸素を測定することにより脳の働きを探ります。
植物からの微弱発光の計測:植物の葉でおこなわれている光合成に関係して、極微弱な自家蛍光現象があります。この蛍光強度は植物の健康状態を反映しており、実習ではこの蛍光を光子計数カメラ(ホトンカウンティングカメラ)を用いて画像として測ります。
光を用いた細胞の刺激に伴う微量物質計測:実習では、蛍光と化学発光の同時計測装置(試作機)を用いて活性酸素とカルシウムを測定します。

会期
2005年3月28日(月)午後5時〜30日(水)午後3時 2泊3日

会場 宿舎
浜松ホトニクス株式会社
URL http://www.hpk.co.jp
豊岡製作所 静岡県磐田郡豊岡村下神増314−5
中央研究所 静岡県浜北市平口5000
  磐田グランドホテル 
静岡県磐田市岩井2280
     
募集人数 同行引率者
10名
高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜 3年生)等に在籍する生徒
  ・日本科学技術振興財団
 サイエンスキャンプ事務局員1名
・高等学校理科教諭1名
写真写真

スケジュール
第1日目(3月28日)
17 : 00 17 : 30   JR 磐田駅南口改札で集合受付
17 : 30 17 : 40   宿舎に移動(ホテル送迎バス)
18 : 00 19 : 00   夕食
19 : 00 21 : 00   参加者&引率者ミーティング
第2日目(3月29日) 豊岡製作所
9 : 00 09 : 30   開講式、オリエンテーション
9 : 30 10 : 45   会社紹介、工場見学
10 : 45 12 : 00   電子管事業部の技術紹介
1.光電子増倍管(PMT)
2. 20インチPMT 開発ストーリー講義
3.イメージ管デモンストレーション
12 : 00 13 : 00   昼食
13 : 00 16 : 30   実習 
1.ガラス細工 
2.真空/走査型電子顕微鏡
3.電子軌道シミュレーション 
4.真空蒸着/光電面作製
16 : 30 17 : 00   実習のまとめ
17 : 00 18 : 30   懇親会(夕食)
第3日目(3月30日) 中央研究所
9 : 15 09 : 30   オリエンテーション
9 : 30 12 : 00   実習 
1.光の干渉実験 
2.光の位相を操る 
3.光による脳機能計測
4.植物からの微弱発光の計測 
5.光を用いた細胞の刺激に伴う微量物質計測
12 : 00 12 : 30   昼食
12 : 30 13 : 15   実習のまとめ、ディスカッション
13 : 15 14 : 15   研究所見学
14 : 15 14 : 30   閉講式
15 : 00       解散(JR 浜松駅)

豊岡製作所
■豊岡製作所・中央研究所紹介

豊岡製作所

超高感度・超高速など光先端技術の進歩を基幹から支えているのが電子管事業部(豊岡製作所)です。ここで生まれるデバイスはメディカル分野をはじめ、分光分析・半導体・バイオ・学術研究など幅広い分野で活躍しています。中央研究所

中央研究所
中央研究所には、研究棟、材料棟、バイオ棟、PET 棟など各分野の専門研究施設が集合し、「光」という統一テーマをめぐってさまざまな基礎研究および応用研究を展開しています。

開催地 入門書の紹介
日本地図
書 名 フォトンの謎−光科学の最前線
著者名 水島宣彦
出版社 裳華房
価 格 1,470円(税込)

交通案内
交通案内
豊岡製作所
「JR 浜松駅」より車で約45分
「JR 浜松駅」より徒歩約5分で「新浜松駅」遠州
  鉄道に乗り換え約26分「小林駅」下車
  タクシー約15分
中央研究所
「JR 浜松駅」より車で約45分
「JR 浜松駅」より徒歩約5分で遠州鉄道「新浜松駅」
  遠州鉄道「新浜松駅」より約22分「浜北駅」下車
  タクシー約20分
経路探索
※交通経路検索は、あくまで目安です。時間や経路は変更になる場合がありますのでご了承ください。

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