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のぞいてみよう!光の科学 プログラム一覧

私達の周りにはいろんな光(電磁波)が満ちあふれています。光は私達にとって欠かせないものです。可視光線を中心とする光で何が分かるのか、私達はどのようにして生活に活かしてきたのか、今後どのように使おうとしているのかを、身近な物で工作実験したり、大学生が使う実験装置で実験したり、最先端研究装置で実験したりして、体験しながら光の世界(光の科学)を考えます。今回は電磁波(光)の周波数の低い所から高い所まで、周波数に沿って旅をします。中でも中部大学で開発している赤外・遠赤外分子レーザー装置は世界最高性能を誇る物で、珍しい装置です。これは核融合のための超高温・高密度プラズマを測定したり、高エネルギー電子ビームとの相互作用でガンマ線を発生したりする先端研究に使われています。そのレーザーを用いた実験も行ないます。いろんな実験をしながら楽しく研究者と物理や科学技術のロマンを語り合いたいと思っています。 写真写真写真

会期
2004年12月25日(土)午後1時〜 27日(月)午後1時30分  2泊3日

会場 宿舎
中部大学 工学部
愛知県春日井市松本町1200
http://www.chubu.ac.jp/
  春日井中央ホテル
愛知県春日井市中央通1丁目71
     
募集人数 同行引率者
14名
高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜3年生)等に在籍する生徒
  ・日本科学技術振興財団
 サイエンスキャンプ事務局員1名
・高等学校理科教諭1名

プログラム
講義と実習(実験・工作)を組み合わせて行ないます。内容は電磁波(マイクロ波からガンマ線まで)で何が見えるのか、どのような利用があるのかを中心に実体験します。電磁波(光)の科学について、分かりやすく、過去から未来に向って考えます。
実験内容:
電磁波を知る実験、光の性質を知る実験、レーザーの仕組みを知る実験、可視光レーザーで物を測る実験 、高出力炭酸ガスレーザーによる照射実験、炭酸ガスレーザー励起の分子遠赤外レーザーの発振実験、宇宙線(放射線、高エネルギー光子)に関する実験等
見学施設(予定):
先進計測研究センター(レーザー計測研究室)
  中部大学で独自に開発した世界最高出力を持ち、最高性能を備えた遠赤外分子レーザー(波長が40μm〜1000μmの光を発振する)を用いて、光学素子、検知器、計測光学システムの開発研究をしています。
生産技術開発センター
  X線のような短い波長の光に対して用いるための鏡を磨く研究をしています。
総合工学研究所附属分析計測室
  電子顕微鏡等で物質の構造を見る装置等があります。
その他中部大学の先端研究センター
写真

スケジュール
第1日目(12月25日)
13:00 13:15   集合受付
13:15 13:30   開講式、オリエンテーション
13:30 15:00   講義I  電磁波の科学、光の科学
15:15 16:30   実験I 電磁波を知る実験、光の性質を知る実験
16:30 17:00   実験のまとめとディスカッション
17:30 19:00   懇親会(夕食)
第2日目(12月26日)
9:00  9:30   概要説明
9:30 10:30   講義II レーザーの科学
10:45 12:00   実験II レーザーの仕組みを知る実験、可視光レーザーで物を測る実験
12:00 13:00   昼食
13:00 14:00   講義III (大学における先端研究の紹介)
      赤外・遠赤外線レーザーとその応用(特に、核融合プラズマ診断への応用)
14:15 15:30   実験IV 炭酸ガスレーザー励起の分子遠赤外レーザーの発振実験
      高出力炭酸ガスレーザーによる照射実験
15:45 17:15   宇宙線 (放射線、高エネルギー光子)に関する講義と実験
17:15 19:00   懇談会(夕食)
第3日目(12月27日)
9:00  9:30   概要説明
9:30 11:00   大学内の各種先端研究センターの見学
11:00 12:00   キャンプのまとめとディスカッション
12:00 13:00   昼食
13:00 13:30   閉講式
13:30       解散

北海道大学キャンパス 大学紹介
中部大学は愛知県春日井市の高台に位置する、大学院3研究科、5学部17学科の総合大学です。工学部は21世紀における工学のあるべき姿を洞察し、フロントランナー時代に相応しい技術者を育成することを目指しています。即ち、日本の生きる道は科学技術のフロントランナーであることと考え、真に人類の福祉に貢献できる工学も求め、21世紀の社会からあてにされる技術者を育てることを使命と考えて教育を行なっています。そのために創造的実践能力を身につけるための具体的な学習・教育目標を設定し、学生一人ひとりが自分の能力と個性に合わせたキャリア・デザインができるよう、一学科に複数の教育プログラムを用意しています。
特に、工学部では基礎実験教育に心血を注いでおり、一年次に実験講義、演習、実習、テーマ実験を有機的に結合させたユニークな教育システムできめ細かい指導を行なっている工学基礎実験と応用実験があり、中部大学工学部教育の特色となっています。
また、大学内には先進計測研究センター、総合工学研究所、生産技術開発センター、フロンティア研究機構等を併設し、外部の大きな研究所や大学、企業との共同研究も積極的に推進し、わが国をリードする研究成果をあげています。

開催地
交通案内
日本地図

入門書の紹介
書 名 電磁波とはなにか
−見えない波をみるために−
著者名 後藤尚久
出版社 講談社(ブルーバックス)
価 格 861円(税込)
書 名 電気発見物語 〜見えないものがどのようにして明らかになったか〜
著者名 藤村哲夫
出版社 講談社(ブルーバックス)
価 格 945円(税込)
 
交通案内
JR「名古屋駅」より中央本線約27分「高蔵寺駅」下車、路線バス約10分
「中部大学前バス停」下車、徒歩約7分

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