目に見えない光 -赤外線-

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ワンポイント

 テレビのリモコンからは赤外線が出ています。人間の目では赤外線を見ることが出来ませんが、デジタルカメラを通すとそのことがよくわかります。赤外線の光を出すLED(発光ダイオード)も、直接目で見たときと、カメラを通したときとではまるでちがって見えます。

リモコンフィルターを通して撮影したリモコン発光ダイオードフィルターを通して撮影したダイオード
リモコンとLED写真

 ふだんの景色や家の中の見えかたも、フィルターを通すとちょっと違って見えます。

 植物・雲・白い壁などは赤外線を反射するのでカメラには明るく写ります。しかし、水や土などは赤外線を吸収するので暗く見えます。太陽の光で暖められるものは赤外線を吸収しているので暗く見えることになります。

 白熱球は多くの赤外線をだしながら光っていますが、蛍光灯はあまり赤外線をださないで光っています。そのため、フィルターをつけた赤外線カメラでは、白熱球が明るく蛍光灯が暗く見えます。赤外線は暖かい光ですから赤外線を多くだしている白熱球の光は熱い感じがすると思います。

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