高速増殖原型炉「もんじゅ」の冷却材であるナトリウムの物理測定や、放射線の計測･遮へい実験等を行います。また、「もんじゅ」や研究施設を見学して原子力研究開発のスケールを体感します。

地層、地震・火山などの地球科学に関する様々な事象について、実験などを通して学んでもらい、世界でも有数の地下研究施設である瑞浪超深地層研究所の研究坑道を実際に見て、地下の環境や地下深くでどのような現象が起こっているのかを研究する｢地層科学研究｣の現場の雰囲気を体感してもらいます。

さけます類は、北日本の代表的な栽培漁業対象種となっています。その生態や、資源管理への取組について、ふ化放流現場の見学、鱗相や耳石の分析などの実習、それら研究開発に関する講義などを通じて学びます。

地質学では、過去にさかのぼって地球を調べることができます。その情報は地質図に表現され、資源開発や環境問題あるいは防災対策に利用されます。このキャンプでは、仙台市の郊外で地質の調査を行い、岩石や化石の野外観察に基づき地質図作成し、岩石鑑定法を学びながら、地球の理解を深めます。