スプリング・サイエンスキャンプ'2007|事業概要

事業概要

趣旨

我が国は、科学技術の振興により、豊かな国民生活や社会経済の発展及び産業競争力の強化を実現する「科学技術創造立国」を目指しています。しかしながら、昨今我が国では、青少年をはじめとする国民の「科学技術離れ」「理科離れ」が指摘されています。また、科学技術が高度化、複雑化し、わかりづらいものとなったことも、その一因と考えられます。そのため、青少年が科学技術に夢と希望を傾け、科学技術に対する志向を高める機会の充実が求められています。
「スプリング・サイエンスキャンプ」は、次の世代を担う青少年が、先進的な研究施設や実験装置がある研究現場等で実体験し、第一線で活躍する研究者、技術者等から直接講義や実習指導を受けることにより、科学技術に対する興味・関心を高め、学習意欲の向上を図り、創造性、知的探究心を育てることをねらいとしています。春休みの一定期間、高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1~3学年)等に在籍する生徒を対象として、最先端の科学技術を直接体験・学習できる科学技術体験合宿プログラムを提供するものです。

事業の概要

2007年3月の春休みに「スプリング・サイエンスキャンプ」として、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー・材料、エネルギー、製造技術、(宇宙・海洋等の)フロンティア、社会基盤等の分野において先進的な研究テーマに取り組んでいる大学、公的研究機関、民間企業の25会場が、それぞれ8~30人(計308人)の規模で、高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1~3学年)等に在籍する生徒を3日間受け入れ、参加者は特定の宿舎に滞在します。
各会場では第一線で活躍する研究者・技術者の指導によりそれぞれの機関の特徴を生かした講義・実験・実習等を主体とした科学技術体験学習を行います。

応募資格

応募締切日時点で、高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1~3学年)等に在籍する生徒。

応募方法および締切日

応募者は「参加申込書」に必要事項を記入の上、財団法人 日本科学技術振興財団 サイエンスキャンプ事務局に応募締切日必着にてお送り下さい。

応募締切日 2007年2月13日(火)<必着>

選考方法および決定等

(1) 「参加申込書」にもとづいて、各プログラムの会場等が参加者を決定します。
なお、応募倍率の高い会場の選考にあたっては、過去に参加経験のない方を優先して選考する場合があります。
(2) 選考結果は募集締切り後、2007年2月下旬に応募者本人宛に通知します。また、参加者には「参加証」と集合場所への経路、持ち物、生活ルール等の詳細を明記した「参加のしおり」をお送りします。
(3) 参加費 10,000円(実費の一部に充当します)。なお、自宅と会場間の交通費は自己負担となります。
宿舎や食事は用意します。
選考結果通知日 2007年2月下旬

参加者引率

集合から解散までのキャンプ3日間、サイエンスキャンプ事務局員もしくは、高等学校理科教員(サイエンスキャンプ事務局が依頼)や一部の受入機関研究者等が参加者を引率します。
高等学校理科教員は、参加者が充実したキャンプを送れるようにアドバイザーとして高校生等には理解の難しい学術用語や専門知識の解説、その日の体験活動のまとめ、キャンプ最終日に参加者による発表があるプログラムには発表準備の支援のほか、生活面でのアドバイスも行います。
受入機関研究者等が引率する場合は、高校生と寝食をともにしながらキャンプを運営し、参加者をサポートします。
サイエンスキャンプ事務局員は、科学の普及教育、科学技術館の運営など科学教育の経験を有する日本科学技術振興財団職員が担い、高等学校理科教員や受入機関研究者等と協力してキャンプの運営を行い、参加者をサポートします。

主催

独立行政法人 科学技術振興機構

共催

[国立大学法人] 千葉大学、新潟大学、鹿児島大学、鹿屋体育大学
[私立大学] 慶應義塾大学、早稲田大学、東京工科大学、中部大学、大阪工業大学、関西大学
[公的研究機関]【独立行政法人】海洋研究開発機構、日本原子力研究開発機構、産業技術総合研究所
[民間企業] 味の素株式会社、オムロン株式会社、鹿島建設株式会社、清水建設株式会社、
東京電力株式会社、日本電子株式会社、日本電信電話株式会社、日立建機株式会社、
株式会社日立製作所、富士ゼロックス株式会社、松下電器産業株式会社、
株式会社リコー

実施運営機関

財団法人 日本科学技術振興財団

後援(一部申請中を含む)

総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、
北海道教育委員会、 青森県教育委員会、 岩手県教育委員会、 宮城県教育委員会、 秋田県教育委員会、
山形県教育委員会、 福島県教育委員会、 茨城県教育委員会、 栃木県教育委員会、 群馬県教育委員会、
埼玉県教育委員会、 千葉県教育委員会、 東京都教育委員会、 神奈川県教育委員会、新潟県教育委員会、
富山県教育委員会、 石川県教育委員会、 福井県教育委員会、 山梨県教育委員会、 長野県教育委員会、
岐阜県教育委員会、 静岡県教育委員会、 愛知県教育委員会、 三重県教育委員会、 滋賀県教育委員会、
京都府教育委員会、 大阪府教育委員会、 兵庫県教育委員会、 奈良県教育委員会、 和歌山県教育委員会、
鳥取県教育委員会、 島根県教育委員会、 岡山県教育委員会、 広島県教育委員会、 山口県教育委員会、
徳島県教育委員会、 香川県教育委員会、 愛媛県教育委員会、 高知県教育委員会、 福岡県教育委員会、
佐賀県教育委員会、 長崎県教育委員会、 熊本県教育委員会、 大分県教育委員会、 宮崎県教育委員会、
鹿児島県教育委員会、沖縄県教育委員会
札幌市教育委員会、 仙台市教育委員会、 さいたま市教育委員会、千葉市教育委員会、 川崎市教育委員会、
横浜市教育委員会、 静岡市教育委員会、 名古屋市教育委員会、 京都市教育委員会、 大阪市教育委員会、
堺市教育委員会、 神戸市教育委員会、 広島市教育委員会、 北九州市教育委員会、福岡市教育委員会
全国高等学校長協会、独立行政法人 国立高等専門学校機構

応募先・問い合わせ先

財団法人 日本科学技術振興財団 振興事業部内 サイエンスキャンプ事務局
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
電 話:03-3212-2454 FAX:03-3212-0014
WEBサイト:http://ppd.jsf.or.jp/camp/

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