サイエンスキャンプ
HOME 開催報告 過去の参加者データ 情報配信希望者 お問い合せ
個人情報の取り扱い
http://ppd.jsf.or.jp/camp/
トップへ 募集要項 プログラム一覧 体験イメージ 参加者の感想 参加申し込み サイエンスキャンプ

アミノ酸を知ろう!味の科学

自然界にはタンパク質の構成成分であるアミノ酸が人間の体を含めいたる所に存在しています。今回、うま味の成分であるアミノ酸のひとつ“グルタミン酸”を昆布から抽出、精製してアミノ酸が身近に存在していることを体感するとともに、個々のアミノ酸の性質を利用する事により目的のアミノ酸がどの様に単離できるかを、アミノ酸分析をとおして学んで頂きます。又、アミノ酸以外のうま味成分との相乗効果について体感して頂きます。
会期
2006年3月22日(水)午後5時~ 3月24日(金)午後2時30分 2泊3日
写真写真写真
会場
味の素株式会社 ライフサイエンス研究所
神奈川県川崎市川崎区鈴木町1-1
http://www.ajinomoto.co.jp/
宿舎
ホテルメッツ川崎(予定)
神奈川県川崎市幸区堀川町72-2
募集人数
8名
高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1~3学年)等に在籍する生徒
同行引率者
・日本科学技術振興財団サイエンスキャンプ事務局員1名
・高等学校理科教諭1名
キャンプの実習内容
写真 1.アミノ酸の概要紹介
2.昆布からアミノ酸の熱水抽出
3.イオン交換樹脂を用いた夾雑物の除去
4.グルタミン酸の選択晶析
5.ペーパークロマトグラフィーを用いた分析
6.アミノ酸分析計を用いた純度分析
7.イノシン酸、グアニル酸とのうま味の相乗効果の体感
8.ライフサイエンス研究所見学
スケジュール
第1日目(3月22日)
17 : 00 17 : 30   宿舎で集合受付
19 : 00 21 : 00   参加者&引率者ミーティング
第2日目(3月23日)
9 : 00 9 : 30   開講式
9 : 30 10 : 30   講義:アミノ酸の概要紹介
10 : 40 12 : 00   昆布からアミノ酸の熱水抽出
12 : 00 13 : 00   昼食
13 : 00 16 : 30   イオン交換樹脂を用いた夾雑物の除去とその原理
ライフサイエンス研究所見学
グルタミン酸の選択晶析とその原理
16 : 30 17 : 00   まとめ
17 : 00 18 : 30   研究者との懇親会(夕食)
第3日目(3月24日)
9 : 00 12 : 00   ペーパークロマトグラフィーを用いた分析
アミノ酸分析計を用いた純度分析
イノシン酸、グアニル酸とのうま味の相乗効果の体感
12 : 00 13 : 00   昼食
13 : 00 14 : 00   まとめとディスカッション
14 : 00 14 : 30   閉講式
14 : 30       解散
会場の紹介
1908年、東京大学の池田菊苗博士はグルタミン酸がおいしさに大切な味の成分であることをつきとめ、味の素株式会社創業者鈴木三郎助と共に1909年にグルタミン酸ナトリウムをうま味調味料とした「味の素」の一般発売を開始しました。味の素株式会社は、1956年に中央研究所を設立し、本格的な研究開発活動を開始しました。現在、中央研究所は10の研究所・センターに分かれ、アミノ酸を軸に食と健康に関わる様々な生産、研究が行われています。
研究室の紹介
ライフサイエンス研究所は次世代につながる事業の創出と拡大のため、最先端の科学技術を駆使して新分野の開拓と既存事業の支援を行っています。なかでも、当研究室では、よりおいしい食品をお客様に提供するため、製品の味や香りをより好ましくする技術の開発や味の成分同士の味覚に対する相互作用の研究などを行っており、農芸化学をはじめとするさまざまな理科系分野出身の研究メンバーが所属しております。
入門書の紹介
書 名 アミノ酸の科学 その効果を検証する
著者名 櫻場 雅文
出版社 講談社
プログラム関連Webサイトの紹介:
もっと知ろうナトリウム
http://www.ajinomoto.co.jp/ → アミノ酸大百科
交通案内
交通案内
「東京駅」から京浜急行約45分京急大師線「鈴木町駅」下車
徒歩約1分
前のプログラムへ プログラム一覧へ 次のプログラムへ
Program menu
HOMESPRING SCIENCE CAMP TOP ページ先頭へ

財団法人 日本科学技術振興財団
振興事業部
サイエンスキャンプ事務局
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
TEL. 03-3212-2454  FAX. 03-3212-0014
E-mail
日本科学技術振興財団HP
科学技術館HP
日本科学技術振興財団振興事業部HP