ウインター・サイエンスキャンプ '08-'09|事業概要

事業概要

趣旨

我が国は、科学技術の振興により、豊かな国民生活や社会経済の発展及び産業競争力の強化を実現する「科学技術創造立国」を目指しています。しかしながら、昨今我が国では、青少年をはじめとする国民の「科学技術離れ」「理科離れ」が指摘されています。また、科学技術が高度化、複雑化し、わかりづらいものとなったことも、その一因と考えられます。そのため、青少年が科学技術に夢と希望を傾け、科学技術に対する志向を高める機会の充実が求められています。
「ウインター・サイエンスキャンプ」は、次代を担う青少年が、先進的な研究施設や実験装置がある研究現場等で実体験し、第一線で活躍する研究者、技術者等から直接講義や実習指導を受けることにより、科学技術に対する興味・関心を高め、学習意欲の向上を図り、創造性、知的探究心を育てることをねらいとしています。

事業の概要

平成20年12月下旬~平成21年1月上旬の冬休みに「ウインター・サイエンスキャンプ ’08-’09」として、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー・材料、ロボット工学、エネルギー、社会基盤、製造技術、(宇宙・海洋等の)フロンティア、水産学、地球科学等の分野において先進的な研究テーマに取り組んでいる大学、公的研究機関の13会場が、それぞれ10~20名(192名)の規模で、高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1~3学年)等に在籍する生徒を3日間受け入れ、その期間参加者は合宿生活を送ります。各会場では第一線で活躍する研究者・技術者の指導によりそれぞれの機関の特徴を生かした講義・実験・実習等を主体とした科学技術体験学習プログラムを行います。

応募資格

応募締切日時点で、学校教育法で定める日本国内の高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1~3学年)等に在籍する生徒。

応募方法および締切日

応募者は「参加申込書」に必要事項を記入の上、財団法人 日本科学技術振興財団 サイエンスキャンプ事務局に応募締切日必着にて送付。

応募締切日 2008年11月12日(水)<必着>

選考方法および決定等

(1) 「参加申込書」にもとづいて、各プログラム実施会場が選考を行い、参加者を決定します。
なお、過去に参加経験のある人も応募できます。 また、参加申込書に希望会場をなるべく多く記入した方が参加の可能性は高まります。
(2) 選考結果は応募締切り後、11月下旬に応募者本人宛に通知します。また、参加者には「参加証」と集合場所への経路、持ち物、生活ルール等の詳細を明記した「参加のしおり」を送付します。
(3) 参加費は無料です。プログラム期間中の宿舎や食事も事務局にて用意します(ただし、自宅と会場間の往復交通費は自己負担です)。

参加者引率

集合から解散までのキャンプ3日間、サイエンスキャンプ事務局員1名が参加者を引率します。会場により高等学校理科教員(主催者から依頼)、もしくは受入機関担当者等が引率に加わります。
引率するサイエンスキャンプ事務局員は、科学の普及教育、科学技術館の運営など科学教育の経験を有する日本科学技術振興財団職員が担当します。高等学校理科教員(会場に応じて)、会場側と協力してキャンプの運営を行い、参加者と寝食をともにしながら、参加者をサポートします。

主催

独立行政法人 科学技術振興機構

共催

[国立大学法人]

北海道大学、北見工業大学、東北大学、山形大学、鳥取大学、愛媛大学、福岡教育大学

[私立大学]

足利工業大学、神奈川工科大学

[公的研究機関]

【大学共同利用機関法人】高エネルギー加速器研究機構
【独立行政法人】水産総合研究センター(西海区水産研究所)、
産業技術総合研究所(セルエンジニアリング研究部門)

後援

文部科学省

サイエンスキャンプ事務局

財団法人 日本科学技術振興財団

応募先・問い合わせ先

財団法人 日本科学技術振興財団 振興事業部内 サイエンスキャンプ事務局
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
電 話:03-3212-2454 FAX:03-3212-0014

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