キャンプ会期 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2003年3月24日(月)午後1時15分〜26日(水) |
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キャンププログラム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電気は今や生活に欠かせない必需品で、水力、火力、原子力などの各発電所で発電し、送電線や配電線を通して、工場や家庭などで、動力や光、熱といったエネルギーに変換し利用しています。 |
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体験感想 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スプリング・サイエンスキャンプを終えて | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
神奈川学園高等学校1年生 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
そもそも、このサイエンスキャンプに私が参加を希望した理由は、私が所属している部活で、「エネルギーについて」をテーマに文化祭で研究発表することになったことからでした。そのため、この東京電力(株)技術開発センター訪問は自分にとっても部活にとっても大きな収穫となりました。特に、私の今回の一番の目的としていた省エネ住宅は、今までバラバラな技術として考えられていた省エネが、CO2排出量低減のために、壁断熱などの家の基本となるもので家全体を省エネにする視点へ変えるということを世界で必要だと学びました。これは、必ず文化祭で発表し、お客様にこれからのこととして理解してもらいたいと思いました。又、私自身、建築にとても興味があるため、これから先、この省エネ住宅がどうなるか大変楽しみです。 その他では、金属材料研究は今後もあまり目にすることはできないであろう電子顕微鏡で、金属劣化の様子、更に参加者が持参してきた髪の毛・食塩の結晶・カメの甲羅も観察でき、見るもの全てが初めてでいい経験となりました。超電導は電気抵抗が低く、流せる電流が大きいのを実際に見せてもらえたので理解もでき、これからの時代省エネには超電導だと私は感じました。とても期待しています。 これらの研究者は皆、一生懸命に取り組み、研究することを楽しんでいました。私は、そんな姿にあこがれを持ちました。研究者との交流では、専門技術だけでなく、人生の先輩として進路についても、いろいろと教えていただき、最高な時間を過ごすことができました。 私は、このサイエンスキャンプに参加できたことが幸せでした。 |
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体験してこそわかる快感 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
神奈川県立多摩高等学校1年生 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電気回路を眺めているとなぜか楽しくなる。なぜか頭の中が謎で埋めつくされる。それが私にとっての快感でした。そして今回電気に浸れる3日間が用意され、気付けば幸せの絶頂に立っていました。その3日間はあっという間に過ぎてしまいましたが、その後も前とは違った充実感で満たされました。多分それは二つのことを体で学べたからだと思います。 一つ目は「人と交わる楽しさ」です。共に参加した仲間達と話したり、ゲームをしているうちに今まで味わったことのない快感を覚えました。同じ志をもっていたからこそのことかもしれませんが、人というものの素晴らしい特性を心から感じることができました。 二つ目は「追求する楽しさ」です。金属材料の体験で、一言で「金属」と言って片付けてしまう物を、研究者の方は金属に表情があるかのように見て、人と同じように個性のある物として金属を考えていました。そこまで窮めた金属を私達に熱心に説明して下さった時、研究してて楽しいという思いがひしひしと伝わってきました。まだまだ未開発の部分もある超電導体の特徴を知る体験では、「なぜ超電導状態になるのか」「なぜ超電導状態にすると磁場は存在できないのか」など純粋に「なぜ」を追求することが世の中の進歩を促し、研究者を生き生きさせると感じました。 本当にこの二つのことは、今までだらだらと成行き任せにしてきた私にとって衝撃的でした。そして世の中にはまだまだ興味深いことがあり、それは自分から積極的に近付かないければ手に入れることはできないということを確信しました。それでこれからは目の前にあることをただこなすだけではなく、ただ眺めているのではなく、自分から積極的に多くの人と交わり、進んで学び努力して快感を味わい、これからの平和で人々のニーズに応じられる社会を築き上げていく一員となりたいです。 |
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キャンプスケジュール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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