
2003年7月30日(水)午後1時〜8月1日(金)午後2時30分

産業技術総合研究所 つくばセンター
〒305-8563 つくば市梅園1-1-1 中央第3
産業技術総合研究所 成果普及部門 広報出版部 広報室
(東京駅から約1時間30分)
TEL:029-861-4124 FAX:029-861-4129
URL:http://www.aist.go.jp
宿泊場所:産業技術総合研究所研究協力センター


A.「模型スターリングエンジンを作ってみよう」コース 6人
スターリングエンジンは外燃機関の一つで、高温と低温の二つの温度(温度差)を与えると動きます。そのためにいろいろな熱源を用いて動かすことができるので、将来の環境に優しいエンジンとして注目されています。ここは、熱が機械的な仕事(動力)に変わる仕組みについて、自分で模型エンジンを作って体験するコースです。作った模型が自動車のエンジンのように回転すれば感動することでしょう。
B.「プログラムでハードウェアを作ってみよう」コース 6人
携帯電話、ゲーム機、コンピュータ、車など、デジタル回路は今や私達の身の回りの機器に使われています。そこで使われているICやLSIには特定の目的のデジタル回路が焼き付けられていてハードウェアとしては決まった動作をするだけですが、メモリと組み合わせることにより、データやプログラムを変えてソフトウェアでいろいろなことをさせている訳です。昔は、デジタル回路のハードウェアを作るというと、回路の部品となるICを複数半田付けしたものでしたが、今は自分で作った回路を書き込むことのできるFPGAというチップがあります。さあ、FPGAをプログラムしてお好みの回路を作って動かしてみましょう!
・デジタル回路とFPGA入門(講義)
・ハードウェアのプログラミング(講義+実習)
・FPGAに回路を書いてランプを光らせたり、ブザーを鳴らしたり
C.「アフリカツメガエルを使って科学しよう」コース 3人
このコースでは、アフリカツメガエルというカエルを使って、卵から脳がどのように発生してくるのか、その様子を特別な顕微鏡(蛍光顕微鏡)を使って、生きたままの標本で観察します。そのためには、脳の部分を標識するための蛍光物質を卵に微量注入しておかなければなりませんが、このプロセスも皆さんに実習してもらいます。

3コースで15人

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