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農業工学研究所では、食糧を安定して供給するための農地やかんがい排水施設等の整備、人々の快適な生活のための環境整備と、農業・農村の持つ多面的機能の解明・評価を行うのに必要な研究を行っています。こうした研究によって、水と土を活かし、豊かな農村の実現をめざしています。
今年は、「流れる水の背後に隠されたものを見つけ出す!」がテーマです。水が流れるのは当たり前じゃない?・・と思っている君たちへ。水の流れが持つ奥深さを農業工学研究所で体験してみませんか?川の姿を変えていく「流れ」のダイナミズム、「流れ」を自在に操るために考えられた数々の工夫、「流れ」が生み出す水辺の環境をどれほど大切に人間は感じているのか・・・。これまで考えもしなかった世界が君たちを待っています!

2003年8月6 日(水)午後2時〜8日(金)午後2時

農業工学研究所
〒305-8609 茨城県つくば市観音台2-1-6
(東京駅から約1時間30分)
TEL:0298-38-7505 FAX:0298-38-7609
URL:http://www.nkk.affrc.go.jp/
宿泊場所:農林水産省農林水産技術会議事務局
     筑波事務所 国内研修生宿泊施設





 
  (1)セッションI:水の流れはどうしたら導けるか?〜水は方形の器に従わず!〜
  「水は方形の器に従う(水は容器の形に姿を変える)」という古い諺があります。この諺は、止まっている水については当てはまりますが、流れている水については当てはまりません。流れている水を導くにはどのような工夫が必要になるかを簡単な理論や実験をもとに、具体的に考えていきます。
指導:水工部河海工水理研究室
室長 丹治 肇 主任研究官 桐 博英
 
  (2)セッションII:農村の水辺環境はいくらか?〜水辺の大切さを金額に勘算しよう〜
  君たちの中には、水路やため池などに出くわして、何となくほっとした安らぎを感じたことがある人もいることでしょう。ここでは、農村の水辺が人にとってどれくらい大切かを、CVM(シー・ブイ・エム)という手法を使って、金額に勘算していく実習を行います。さあ、みんなで一緒に、アンケートを集め、水辺の大切さを金額で評価してみよう!
指導:農村計画部地域計画研究室
室 長 國光洋二 主任研究官 福與徳文 研究員 八木洋憲 芦田敏文
 
  (3)セッションIII:砂と水で川の姿を調べよう!〜水と砂の流れがつくるフシギな世界〜
 

毎日、通学途中に何げなく見ている近所の川。でもちょっと注意してみると、大雨のたびにその姿が少しずつ変化していることがわかります。君が釣りをする人なら、川の瀬や淵の位置がいつも微妙に変化していることを知っているでしょう。砂と水を使って簡単な水理実験をします。実験をした後、きっと君の近所の川を見る目が変わるでしょう。
指導:水工部水路工水理研究室
室長 樽屋啓之 研究員 田中良和 
   向井章恵

 

6人


 

  8月6日(水)
14:00 15:00   開講式、オリエンテーション
15:00 17:00   研究所の概要紹介、構内見学
17:00 19:00   懇親会
  8月7日(木)
9:00 12:00   水の流れはどうしたら導けるか?
12:00 13:00   昼食
13:00 17:00   農村の水辺環境はいくらか?
  8月8日(金)
9:00 12:00   砂と水で川の姿を調べよう!
12:00 13:00   昼食
13:00 14:00   まとめ、閉講式
 

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