サイエンスキャンプ
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九州沖縄地域は、温暖な気候条件を活かして畜産、野菜、米を中心に、いも類、麦、大豆、果樹、花きなど多様な農業が展開され、わが国の重要な食料供給基地として大きな役割を果たしています。
九州沖縄農業研究センターでは、この地域の農業が抱える様々な技術問題を解決するため、地域の中核的な研究機関として幅広い分野で試験研究を行っています。
今回のキャンプでは、牛のエサとなる牧草の作り方や牛乳を搾ってバター作りの体験、また、最先端の家畜の受精卵操作技術、家畜ふんを原料としたエネルギー開発技術、家畜ふん堆肥の成型加工技術の体験など、畜産研究のおもしろさなどを体験することができます。

2003年8月5日(火)午後1時〜7日(木)午後3時

農業技術研究機構 九州沖縄農業研究センター
〒861-1192 熊本県菊池郡西合志町大字須屋2421
(熊本空港から約1時間30分、福岡空港から約2時間)
TEL:096-242-1150 FAX:096-249-1002
URL:http://konarc.naro.affrc.go.jp/
宿泊場所:花実寮(キャンパス内の宿泊施設)

 




 
「Livestockと資源循環」をテーマにした体験学習を計画しています。
  (1)牧草ってなに?イネも牧草?
  牛は人間が食べられない草を食べて、それを牛乳や肉に変換します。どんな牧草があるのか、牛が喜んで食べる牧草を作るにはどうすれば良いのかを学びます。
指導:飼料生産研究室 佐藤健次、服部育男、小林良次
 
  (2)牛乳を搾ってバターを作ろう
  乳牛は草などを食べて、ミルクを作り出します。牛の体内ではどのようなことが起こっているのでしょうか。そして、バターは何から作られるのでしょうか。実際の体験を通して乳牛を科学してみましょう。
指導:環境生理研究室 田中正仁、岩間裕子、神谷充
 
  (3)体外受精と受精卵の操作
  効率的に家畜を生産する新しい技術を紹介します。受精現象を体外で観察した後、発育した受精卵を分割、分離する技術を体験学習します。九州の夏の暑さを細胞レベルで観察します。
指導:繁殖技術研究室 高橋昌志
 
  (4)バイオマスと堆肥の利用
 

バイオマスエネルギー利用技術の開発状況と今後の普及計画、家畜ふんを原料とした炭化・ガス化・発電プラント、家畜ふんの堆肥化と成型加工システムの説明と体験をします。
指導:畜産総合研究チーム 薬師堂謙一
 

5人


 

  8月5日(火)
  13:00 14:00   開講式/オリエンテーション
14:00 17:00   牧草ってなに?イネも牧草?
  8月6日(水)
8:30 12:00   牛乳を搾ってバターを作ろう
12:00 13:00   昼食
13:00 17:00   体外受精と受精卵の操作
17:15 19:00   懇親会
  8月7日(木)
8:30 12:00   バイオマスと堆肥の利用
12:00 13:00   昼食
13:00 15:00   キャンプのまとめ/閉講式
 

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