サイエンスキャンプ
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くだものは、栄養分の摂取にとどまらず、食生活に潤いを与える欠くことのできないものです。
最近、温州ミカンに大量に含まれる発ガン抑制成分や、リンゴ摂取で中性脂肪が減少・アレルギー疾患予防効果が明らかにされ、くだものの持つ健康増進機能に関心が集まっています。
果樹研究所は、くだものを研究対象とする日本を代表する研究所です。リンゴ「ふじ」、日本ナシ「幸水」、カンキツ「清見」、モモ「あかつき」等の数々の品種育成、バイオテクノロジーを駆使した育種技術の開発、機能性成分に関する果樹の栽培・病害虫防除に関する技術開発等、果樹のあらゆる分野の研究を実施しています。
今回のキャンプでは、実際にくだものに触れながら、果樹研究のおもしろさなどを体験することができます。

2003年8月6日(水)午後1時〜8日(金)午後2時30分

農業技術研究機構 果樹研究所
〒305-8605 茨城県つくば市藤本2-1
(東京駅から約1時間30分)
TEL:029-838-6454 FAX:029-838-6437
URL:http://fruit.naro.affrc.go.jp/
宿泊場所:農林水産省 農林水産技術会議事務局
     筑波事務所 国内研修生宿泊施設
 

 

 


 
  (1)いろいろなモモ
  モモには一般的な円形で毛があって果肉が白いタイプ以外にもいろいろなものがあります。果実を実際に収穫し、特性を調査します。
指導:核果類育種研究室
 
  (2)組織培養をやってみよう
  試験管やびんの中で、無菌状態で葉や茎の一部などを培養し、植物体を再生させることを組織培養とよんでいます。
果樹の増殖やウイルス病の治療、遺伝子組換えなどを目的として行います。
指導:育種技術研究室
 
  (3)土のはたらきを調べてみよう
  果物を栽培している土壌には、地域によっていろいろな種類があります。いくつかの土壌を用いて、果物に養分を供給する役割を持つ土壌の性質を調べます。
指導:根圏機能研究室
 
  (4)果樹の病気とは? 病原菌のあれこれ
  果樹に病気を起こす病原菌を観察し、病原菌の多様性、病害防除の重要性について理解を深めましょう。
指導:病害研究室、病原機能研究室
 

12人


 

  8月6日(水)
13:00 14:00   開講式/オリエンテーション
14:15 17:00   いろいろなモモ
17:15 19:00   懇親会
  8月7日(木)
9:30 12:00   組織培養をやってみよう
12:00 13:00   昼食
13:00 15:30   土のはたらきを調べてみよう
15:30 17:00   研究室訪問
  8月8日(金)
9:30 12:00   果樹の病気とは? 病原菌のあれこれ
12:00 13:00   昼食
13:00 14:30   キャンプのまとめ/閉講式
 

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