
2003年8月19日(火)午後1時〜21日(木)午後3時

日本原子力研究所 東海研究所
〒319-1195 茨城県那珂郡東海村白方白根2番地4
(東京駅から約2時間)
TEL:029-284-3688 FAX:029-284-3692
日本原子力研究所 那珂研究所
〒311-0193 茨城県那珂郡那珂町向山801番地1
(東京駅から約2時間)
TEL:029-270-7218 FAX:029-270-7219
URL:http://www.jaeri.go.jp/
宿泊場所:阿漕ヶ浦クラブ(会場に隣接)

(1)透明人間も真っ青!?
私たちは、放射線を直接目で見ることはできません。でも簡単な仕掛けを作るとその存在を目にすることができます。この実験では、まず「霧箱」という霧の発生装置を作ります。これを使って、放射線の軌跡を実際に観察しながら、その特質を探ってみましょう。
(2)放射線は身近な存在
放射線測定器を使って、室内・野外等のあちらこちらで、自然放射線を調べてみよう。私たちの身の回りには、意外と多くの放射線が存在しています。また、体内の放射線を測定してみよう。目に見えない放射線をどのように監視しているのか、分かります。
(3)マジックハンドでなんでもキャッチ
原子炉の使用済み燃料は放射能を帯びているため、検査や処理をするために人が近づくことはできません。そこで、コンクリートで囲まれた部屋の中に設置されている「マニピュレータ」と呼ばれるマジック・ハンドを使って、部屋の外から操作しながら検査します。そのマニピュレータを実際に操作してみましょう。自由自在に操れるかな?
(4)光の不思議
光には波の性質があります。太陽や電球からの光は波の振動方向がばらばらですが、偏光板を使うと簡単に方向のそろった光(偏光といいます)を作ることができます。偏光が物質中を通って偏光の方向が変化すると、物質の性質を調べることができます。偏光板を使って光の偏光という性質を体験してみましょう。
(5)磁石の不思議
超伝導体は、磁石の上に乗せると宙に浮きます(これをマイスナー効果といいます)。これを液体窒素(マイナス196度)を使って、実験してみましょう。本当に、磁石が浮くことが体験できます。一緒に、液体窒素がどのぐらい冷たいのか実験してみます。超伝導の世界と、極低温の世界を体験してみませんか?
(6)原子炉ってなあに?
日本で最初に建設された「JRR-1」(研究用原子炉)シミュレータで原子炉の仕組みについて学びましょう。そして、原子炉の運転を実際に体験してみましょう。

15人

|