サイエンスキャンプ
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私たちの研究所(NIMS)は、自動車や橋、ビルなどに使用される構造材料、窓ガラスや調理器具などに使用されるセラミックスといった、身の回りに存在するあらゆるもののもととなる「材料」の研究開発に取り組んでいます。
一見堅いイメージがありますが、NIMSで働く研究員は、皆さんが安全で快適な生活をおくれることを夢見て、常に新たな探求心を抱きながら未来の新材料の開発を目指しています。
今回のキャンプでは、探求心いっぱいの研究員といっしょに、さまざまな実験を行いながら「ものづくり」の楽しさを実感することができます。そこで疑問を抱えている君!一つ研究員に質問を投げかけてみませんか?きっと夏のよい思い出になりますよ。創造性豊かな皆さんといっしょに実験に親しめることを心待ちにしています。

2003年7月29日(火)午後1時30分〜31日(木)午後3時

物質・材料研究機構
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
(東京駅から約1時間30分)
TEL:029-859-2026 FAX:029-859-2017
URL:http://www.nims.go.jp/
宿泊場所:ホテルルートつくば(予定)
 

 

 

★構造材料とセラミックスを知る特別企画
 
(学習内容)
・構造材料って…なに?
自動車、橋、高層ビルなど、身近にありながら意外に気づかない構造材料の大切さを学習します。
 
・セラミックスって知ってる?
電気を通さないと思われがちなセラミックスには金属より電気を良く通す物や自ら光を出す物など、さまざまな性質をもっています。これらの性質がどのような構造や組成から導かれているのかを学びます。
 
(実習内容)
・強度特性を調べよう!
構造物や機械などの寿命や性能を判断するためには、それらの強度特性を調べる必要があります。そこで、引張試験機を使って、材料が外力に耐えられる限界の強度はどのくらいかを調べてみます。
 
・研磨にチャレンジして材料の組織を観察してみよう!
研磨剤と研磨紙を使って、材料の断面を鏡面に仕上げるための研磨技術を学ぶとともに、材料の表面にエッチング処理を行い、光の反射光を使う光学顕微鏡で断面を観察し、普段見られない材料の組織をのぞいてみます。
 
・壊れた面を観察しよう!
光源に電子線を用いる走査型電子顕微鏡を使って、肉眼では見えないミクロの物質を観察します。
 
・ダイヤやガラス作りなどに挑戦してみよう!
セラミックスは瀬戸物だけではありません。ダイヤモンドやルビー、ガラスもセラミックスです。石炭がダイヤモンドになるような高圧力の原理や合成方法を学ぶとともに、目に見える光に変換する魅惑的なガラス作りに挑戦します。また、宝石など工業用に使用され、いろいろな物質の重要な役割を果たす単結晶の育成を体験し、その原理や合成方法についても学びます。

15人


 

  7月29日(火)
13:30 14:00   受付及びレクチャー
14:00 17:15   プログラム実習
17:15 19:00   懇親会
  7月30日(水)
9:00 12:15   プログラム実習
12:15 13:15   昼食
13:15 17:15   プログラム実習
  7月31日(木)
9:00 12:15   プログラム実習
12:15 13:15   昼食
13:15 15:00   ディスカッション・まとめ
 

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