2002年4月9日早朝(日本時間)、スペースシャトル「アトランティス号」が7人の宇宙飛行士を乗せて、国際宇宙ステーションの組立に旅立ちました。
スペースシャトルによる国際宇宙ステーションの組立は今回が13回目となります。
2002年11月には、野口聡一宇宙飛行士がスペースシャトルに搭乗し、国際宇宙ステーションの組立に参加することが予定されています。
国際宇宙ステーションに3人の宇宙飛行士が居住を始めたのは、2000年11月からで、それ以降4〜5ヶ月ごとに交替しながら、2002年4月の時点では、第4次の3人が居住しています。
国際宇宙ステーションに日本が提供する実験室「きぼう」は現在、筑波宇宙センターで最終点検が行われていて、2004年にスペースシャトルで宇宙へ運ばれる予定です。
国際宇宙ステーションに居住して活動することになる古川、星出、角野の3人の宇宙飛行士の訓練も順調に進んでいます。
2001年8月と、2002年2月には、国産の大型ロケット「H-IIAロケット」が種子島宇宙センターから打ち上げられました。8月にはH-IIAロケット3号機の打上げが計画されています。
筑波宇宙センターには宇宙飛行士の宇宙遊泳の訓練を行うためのプール、「きぼう」の運用を支援するための宇宙ステーション管制センター、人工衛星を打ち上げる前に機能試験を行う、直径13mの「スペースチャンバ」などの施設があり、これらを見学します。
また、国際宇宙ステーション、H-IIAロケット、人工衛星の原理や仕組みを学び、自分たちの手で小型のロケットを制作して、打ち上げと回収を体験します。

2002年7月24日(水)午後1時〜26日(金)午後2時30分

宇宙開発事業団 筑波宇宙センター
〒305-8505 茨城県つくば市千現2-1-1
TEL:0298-68-4000 FAX:0298-68-2950
URL:http://www.nasda.go.jp/
宿泊場所:ホテルニュー鷹(予定)
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