サイエンスキャンプ
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通信総合研究所は情報通信、電波・光などの研究分野において、基礎から応用まで幅広い研究を行っています。鹿島宇宙通信研究センターには直径が34mの大型パラボラアンテナを始め、さまざまな科学技術研究の施設があり、宇宙を利用した衛星通信や地球科学への応用研究などを進めています。
今回のキャンプでは、鹿島宇宙通信研究センターで活躍している研究者と一緒に実験を通して果てしない宇宙と接し、広大な宇宙の利用について理解を深めてゆきます。これであなたも宇宙がぐんと身近に感じられるようになるかも。

会期

2002年7月24日(水)午後2時〜26日(金)午後3時

会場

通信総合研究所 鹿島宇宙通信研究センター
〒314-0012 茨城県鹿嶋市平井893-1
TEL:0299-84-7105 FAX:0299-84-7155
URL:http://www2.crl.go.jp/ka/
宿泊場所:神宮ホテル(予定)  

プログラム

(1)静止衛星はどこにいる?
静止衛星は、通信、放送、気象観測など色々な目的に使われています。これらの衛星からの電波を受信するには、アンテナを衛星の方向に正確に向けることが大切です。そこで、静止衛星がどの方向に見えるのかを模型を使った直観的な方法で調べてみましょう。天気がよければ、求めた方向に天体望遠鏡を向け、CCDカメラを使って、太陽の光を反射して輝いている静止衛星の撮影にトライする予定です。
指導:宇宙サイバネティクスグループ
    研究員 久保岡 俊宏

 
(2)自作アンテナで衛星をつかまえよう
最近、私たちの生活に携帯電話や衛星放送などの新しい情報通信機器が入ってきています。このことで、ずいぶん便利な生活ができるようになりました。私たちが研究している衛星を使った通信に関しても、たとえば、米国大リーグのイチローのプレーが生中継で見られるまでになりました。そんな衛星通信も、初めは手作りからスタートしました。ここでは、衛星通信に使用されるアンテナや受信機などの機材を製作し、さらに実験を行うことで、その基礎的な考え方を学んでゆきます。
指導:モバイル衛星通信グループ
    主任研究員 藤野 義之
    主任研究員 山本 伸一

 
(3)電波天文観測にチャレンジ
電波で宇宙を観測するとさまざまな宇宙の謎を解き明かすことができます。君も、この観測に挑戦するため、自作のBSアンテナと受信機を使って、太陽の電波を受信してみましょう。また、直径34mの大型電波望遠鏡を使って、もっといろんな天体も観測してみましょう。ひょっとすると、未知の天体からの電波を発見できるかも?
指導:宇宙電波応用グループ
    主任研究員 小山 泰弘

募集人数

12人

スケジュール
 

  7月24日(水)
14:00 15:00   オリエンテーション
15:00 17:00   (1)静止衛星はどこにいる?
17:00 19:00   懇親会
19:00 20:00   観望会(天候により25日に変更となる場合があります)
  7月25日(木)
8:45 12:00   (2)自作アンテナで衛星をつかまえよう<1>
12:00 13:00   昼食
13:00 15:00   (2)自作アンテナで衛星をつかまえよう<2>
15:00 17:00   鹿島宇宙通信研究センター見学
17:00 19:00   研究者との懇談会
  7月26日(金)
8:45 12:00   (3)電波天文観測にチャレンジ
12:00 13:00   昼食
13:00 15:00   実験結果の検討会、まとめ
修了証授与

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