サイエンスキャンプ
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産業技術総合研究所の「地質の調査」に関連する部署を一括して、地質調査総合センター(Geological Survey of Japan)と総称しています。当センターでは、日本の地質を明らかにし、自然災害、地球環境、地下資源を総合的に調査・研究しています。
その最も重要な研究方法は、野外(フィールド)に行って、研究対象とする地域を歩き回り、五感を駆使して地質を理解する手法です。
今回のキャンプは、岐阜県をフィールドとし、自ら地球の謎を解くことを通じて、地質学研究を体感すると共に、「地質」と「人間社会」のつながりについて理解が深められたらと考えています。

会期

2002年8月6日(火)午前11時〜8日(木)午後2時

会場

産業技術総合研究所 地質調査総合センター
屋外(フィールド) 岐阜県揖斐郡坂内村及び周辺地域
宿泊場所:岐阜県揖斐郡坂内村「ふれあいの森」(予定)
(実施機関連絡先)
〒305-8567 茨城県つくば市東1-1-1 中央第7
TEL:0298-61-3601 FAX:0298-61-3602
URL:http://www.gsj.jp/HomePageJP.html

 

プログラム

(1)地震断層の見学
 根尾谷断層の動きを観察し(博物館含む)、それを引き起こした原因について考えてみます。
(2)ダム建設と地質の関係について考える
 徳山ダムの建設現場を見学し、地質の検討がダム建設にどのような役割を果たしているか考えてみます。
(3)地質調査をやってみよう
 実際に地質調査を行って地質図の基本となるルートマップを作ります。そこから調査地域の地質のでき方を考えます。
(4)斜面崩壊はなぜ起こる
 過去の大規模な斜面崩壊の現場を見学し、崩壊原因について考えます。
(5)温泉と地質について考える
 どのような地質のところをねらって温泉が開発されたか、現地で観察します。
(6)鉱物を採集
(3)の地質調査に関係した鉱物の採集をします。
(7)鉱山の見学
 日本の重要な鉱産資源である石灰石鉱山を見学し、鉱石の用途と鉱床の成因について考えます。

募集人数

10人

スケジュール
 

  8月6日(火)
11:00       岐阜羽島駅 集合(昼食持参のこと)
11:00 12:00   バス移動
12:00 17:00   (1)地震断層の見学
(2)ダム建設と地質の関係について考える
17:00       宿舎着
  8月7日(水)
8:30       宿舎出発
9:00 18:30   (3) 地質調査をやってみよう
(4)斜面崩壊はなぜ起こる
(5)温泉と地質について考える
18:30       宿舎着
  8月8日(木)
8:30       宿舎出発
9:00 12:30   (6) 鉱物を採集
(7)鉱山の見学
12:30 14:00   昼食・修了式
14:00       岐阜羽島駅にて解散
  ※プログラム毎に、バスで移動し山や沢を歩き回るから、みんなでガンバロー!

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