サイエンスキャンプ
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わが国の農業は、食料の安定供給、地域社会の発展、国土・自然環境の保全など大きな役割を果たしています。中央農業総合研究センターは、水田や畑の生産力を発展させ、安全で高品質の食料を安定的に供給する技術を開発し、地球人口の急増と食料需給の逼迫に備えること、また、農業を担う人を支え、美しく豊かな農村づくりに役立つ技術と方法を研究し、日本の文化の源流である農業・農村を守り支えることを使命としています。
今回のキャンプでは、食料生産の基盤となる農作業労働の軽労化技術やウイルス病の診断技術について、また、情報技術を駆使した植物観察など特定のテーマについて先端的な研究活動を体験し、皆さんが楽しめる参加型研修を実施します。

会期

2002年8月7日(水)午後1時〜9日(金)午後2時30分

会場

農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
〒305-8666 茨城県つくば市観音台3-1-1
TEL:0298-38-7158 FAX:0298-38-8574
URL:http://narc.naro.affrc.go.jp
宿泊場所:農林水産省農林水産技術会議事務局
     筑波事務所 国内研修生宿泊施設

 

プログラム

(1)農作業労働を科学する
働きやすい農業をめざして、働くことのつらさや快適さに関する実験や、農業機械の操作、未来の農業機械の見学などを行い、農作業の快適化について考えます。
指導:作業技術研究部
(2)ウイルス病のハイテク診断
植物の病気を防ぐには、診断が決め手です。ウイルス病を正確に診断する抗原抗体反応法の実験とウイルス粒子を電子顕微鏡で観察して、ウイルス病の理解を深めます。
指導:病害防除部ウイルス病害研究室
(3)ITでみる開花前線と植物の動き
サクラやナシなどの開花予測プログラムに世界中の気象データを当てはめてみることで、各地の気候ではいつ頃花が咲くのかを仮想的に調べてみます。最近のデジカメやお絵かきソフトには便利な機能がたくさんあります。これをうまく使って、植物のゆっくりした動きや畑の中に生えている作物を画像処理して観察します。
指導:農業情報研究部

募集人数

8人

スケジュール
 

  8月7日(水)
13:00 13:15   開講式
13:15 16:30   中央農業総合研究センターの概要、つくばリサーチギャラリー・施設見学
  8月8日(木)
9:00 12:00   農作業労働を科学する(作業技術研究部)
12:00 13:00   昼食
13:15 17:00   ウイルス病のハイテク診断(病害防除部ウイルス病害研究室)
17:00 19:00   懇親会
  8月9日(金)
9:00 12:00   ITでみる開花前線と植物の動き(農業情報研究部)
12:00 13:00   昼食
13:00 14:30   キャンプのまとめ/閉講式

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